
静岡県湖西市にある浜名湖競艇場をホームにするA1級の徳増秀樹選手は、静岡支部でも実績そして実力、人気トップクラスを誇る選手の一人です。
同支部のスタート巧者の菊地孝平選手や高校の後輩で記念クラスにも出場している坪井康晴選手らとともに静岡支部を引っ張っています。
今年6月に宮島競艇場で開催されたSG第30回グランドチャンピオンでは、好モーターを味方に勢いそのままにSG優出10回目にして悲願の初優勝を飾ったのは記憶に新しいです。徳増選手が競艇選手になったきっかけや近況成績を紹介したいと思います。
競艇選手を目指すきっかけとなった父からの言葉
徳増選手が競艇選手を目指すきっかけとなったのは、父からの勧めがあったそうです。
子供の頃によく遊んでいた地元にある八柱神社というところで、高校時代に父と秋祭りに行き、その際に当時進路を特に考えていなかった徳増選手に父がボートにチャレンジしたらどうだと勧め、実力次第でいくらでも稼げる世界に納得し競艇選手になる覚悟を決めたそうです。
父の一つ二つの言葉で選手になったことを実現し、さらに何十年とトップレーサーとして活躍し続けているから凄い選手ですね。
徳増選手の近況成績は

徳増選手の近況は、やはり6月に宮島で開催されたSGグランドチャンピオンでのSG初優勝の印象が強いでしょう。
圧倒的なモーターでオール2連対で優勝戦に乗り、緊張されていたそうですが1号艇から圧巻のイン逃げで優勝しました。
この優勝はSGではなかなかタイトルに恵まれない徳増選手の状況を知っていたファンの間でも感動的なレース、そして優勝だったと語られています。
その後は8月に常滑で開催された一般戦で優勝、また同月浜名湖でのお盆レースで優勝するなどリズムは特に悪くなくまずまずといった印象でしょうか。
1コースが強い
そして徳増選手の魅力は1コース1号艇でのイン逃げが圧倒的に強いことです。コース別で見る3連対率では1コースの1着率が95%超えと驚異の強さを誇る数字が表れています。
よほどモーターの素性、勝率が悪いなどない限り徳増選手が乗るインは信用できるといえると思います。
そのため予想では、1からの2着をどの選手にするかが重要になってくる予想パターンが見えてきます。
確実に1コースからのイン逃げを予想したい方は徳増選手が出走するレースをチェックするのもいいかもです。
徳増選手の代名詞、敬礼ポーズそして「濃く行きます!」

レースの強さ、実力は誰もが認める徳増選手ですが、レース外でも印象強い選手であること有名です。代名詞といえば優勝時にする敬礼ポーズです。
節間応援してくれたファンに感謝する意味を込めて行っているそうで2010年頃からやり始めました。
グランドチャンピオンの優勝時には同じ静岡支部の後輩で出場していた菊地孝平選手と坪井康晴選手と敬礼ポーズをしていたことは印象ありますね。
またレース前後の選手インタビューのときには、最後の意気込みで「濃く行きます!」という締めで終わることも徳増選手ならではです。
この締めのきっかけは、インタビューを締める時の話題と他の選手となって、1着になったら「濃く行きます!」と言うようにするという流れになり、たまたま1着をとることが続きこの締めの言葉を言う機会が多くなったことからのようです。
ファンの間では、徳増選手=敬礼ポーズ、「濃く行きます!」が定着してますね。今後も濃いレース、濃い活躍を期待しましょう!