この記事では、競艇界の女子トップレーサーの1人である浜田亜理沙(はまだ・ありさ)選手について取り上げます。
この記事では、2023年のクイーンズクライマックスで優勝した実力派女子レーサー・浜田亜理沙選手について、じっくり紹介していきます!
浜田亜理沙選手について
浜田亜理沙選手は1988年生まれ。出身は広島県で、広島修道大学を卒業。
スポーツ好きだったため、学生時代は警察官になりたかったそうです。
しかし、兄の友人にボートレーサーがいたことがきっかけで、競艇の道を目指し始めたとのこと!
養成所に合格・卒業し、2009年5月に宮島競艇場でデビュー(登録期104期、登録番号4546)。
2012年には、児島競艇場のG3レース(瀬戸の女王決定戦)で初優勝。
その後、約10年あまりで、G3を3度優勝するなどの実績を挙げていました(全て女子戦)。
クイーンズクライマックスで優勝!
そんな浜田選手の転機となったのは、2023年12月に多摩川競艇場で開催されたクイーンズクライマックス。
大晦日に行われた優勝戦は、以下の6人で争われました!
- 浜田亜理沙
- 遠藤エミ
- 守屋美穂
- 川野芽唯
- 三浦永理
- 寺田千恵
3日間に及ぶトライアルの結果、優勝戦のポールポジションを獲得した浜田選手。
2号艇に遠藤選手、3号艇に守屋選手と、女子の第一線を張る超実力派レーサーが控えるなか、見事なトップスタートを決め、華麗に逃げきりました!
通算500回目の1着が、記念すべきG1初制覇。これまでG3での優勝しかありませんでしたが、プレミアムG1での優勝は大きな転換点です。
この優勝もあり、2023年度の女子賞金ランキングでは、遠藤選手・守屋選手に次ぐ第3位に入りました。
浜田亜理沙選手の師匠と弟子
そんな浜田選手の師匠は、広島支部の海野(うんの)ゆかり選手。
デビュー30年、優勝回数65回、通算1着数は2,000回に近い海野選手。
見た目が宝塚スターのようなことから、「艇界のタカラジェンヌ」と呼ばれています!
また、浜田選手は既に弟子を取っています。
その選手とは、同じ埼玉支部の中田夕貴(なかだ ゆき)選手。
エアロビの経験があり、スポーツ推薦枠で養成所に入った中田選手ですが、予選突破がなかなかできず、苦労していた時期があったようです。
そのときに浜田選手に弟子入りし、その後、見事に桐生のヴィーナスシリーズで初優勝を果たしています!
旦那さんの中田竜太選手との馴れ初めは?
そんな浜田亜理沙選手ですが、2013年に結婚しています。
お相手は、同じくボートレーサーとして活躍している中田竜太(なかだ・りゅうた)選手。
競艇界における選手同士のカップルのなかでも、かなり有名です!
浜田選手と中田選手は、同じ1988年生まれで、登録期も同じ104期で同期同士。
2人が知り合ったきっかけは、なんと登録番号でした。
- 浜田選手:4546
- 中田選手:4547
番号続き、隣同士の登録番号だったので、話す機会や、ペアになる機会が多かったようです!
初めはあまりいい印象はなかったようですが(笑)、訓練や試験などを通して距離が急接近。
養成所を卒業してから交際を始め、2012年に中田選手からプロポーズ、2013年にゴールイン!
2015年には第1子となる男の子が誕生し、「瑛仁」(えいと)と名付けられました。
競艇選手のポテンシャルを大いに秘めてそうなお子さんですよね!!
2023年のクイーンズクライマックスでも、中田選手は開催前にリラックスさせる言葉を掛けてくれたとか。まさに夫婦で支え合って活躍を続けられています!
なお、これまで3度の夫婦対決が実現していますが、結果は以下の通りです:
- 1回目:浜田選手が5着で中田選手が4着(2017年の一般戦)
- 2回目:夫婦で3連対(2018年のG1)
- 3回目:浜田選手が4着で中田選手が2着(2023年の一般戦)
G1に夫妻で出場するのはかなりレアケースであり、ファンは非常に盛り上がりました!
そんな浜田選手、最近はまっているのはコーヒーで、休日は中田選手と一緒にカフェ巡りをしているそうです。一番好きなのはスタバのカフェラテだとか・・・
競艇選手の妻として、母として、そして自らも女子トップレーサーの1人として活躍している浜田選手。2024年も目が離せませんね!