競艇では、全レーサーが12月に行われる賞金王決定戦(グランプリ)出場を目指して日々戦っています。
グランプリへの出場条件は、1月1日から11月の「チャレンジカップ」(SGレース)終了までの、獲得賞金ランキングの上位18名に入ること。
上位18名に入るには、いかにグレードの高いレースで優勝するかが重要になります。
2023年の主要レース(G2以上)優勝者
2023年の主要レース(G2以上)の優勝者と、その優勝賞金は、以下の通りです。
SG
- 03/16-03/21 SG・ボートレースクラシック:土屋智則(+3,900万円)
- 05/23-05/28 SG・ボートレースオールスター:石野貴之(+4,000万円)
- 06/20-06/25 SG・グランドチャンピオン:磯部誠(+3,400万円)
- 07/18-07/23 SG・オーシャンカップ:羽野直也(+3,400万円)
- 08/22-08/27 SG・ボートレースメモリアル:馬場貴也(+4,000万円)
※SGの結果については、下の記事をご覧ください!

PG1/G1
- 01/12-01/15 PG1・BBCトーナメント:松井繁(+1,100万円)
- 01/20-01/26 G1・全日本覇者決定戦:桐生順平(+1,000万円)
- 01/26-01/31 G1・江戸川大賞:前田将太(+1,000万円)
- 02/04-02/09 G1・四国地区選手権:中村日向(+480万円)
- 02/05-02/10 G1・中国地区選手権:茅原悠紀(+480万円)
- 02/06-02/11 G1・近畿地区選手権:馬場貴也(+480万円)
- 02/10-02/15 G1・関東地区選手権:石渡鉄兵(+480万円)
- 02/11-02/16 G1・東海地区選手権:徳増秀樹(+480万円)
- 02/12-02/17 G1・九州地区選手権:末永和也(+480万円)
- 02/28-03/05 G1・全日本王座決定戦:寺田祥(+1,000万円)
- 03/06-03/11 G1・ウェイキーカップ:毒島誠(+1,000万円)
- 03/25-03/30 G1・北陸艇王決戦:中島孝平(+1,000万円)
- 03/26-03/31 G1・海の王者決定戦:毒島誠(+1,000万円)
- 04/04-04/10 G1・宮島チャンピオンカップ:島村隆幸(+1,100万円)
- 04/09-04/14 G1・ツッキー王座決定戦:峰竜太(+1,100万円)
- 04/18-04/23 PG1・マスターズチャンピオン:井口佳典(+1,200万円)
- 05/09-05/14 G1・児島キングカップ:島村隆幸(+1,100万円)
- 05/14-05/19 G1・トーキョー・ベイ・カップ:中田竜太(+1,100万円)
- 06/01-06/06 G1・ オールジャパン竹島特別:吉田拡郎(+1,100万円)
- 06/04-06/10 G1・戸田プリムローズ:桐生順平(+1,100万円)
- 08/01-08/06 PG1・レディースチャンピオン:遠藤エミ(+1,200万円)
- 08/31-09/05 G1・トコタンキング決定戦:濱野谷憲吾(+1,100万円)
- 09/03-09/08 G1・高松宮記念:峰竜太(∔1,000万円)
- 09/09-09/14 G1・北陸艇王決戦:磯部誠(+1,100万円)
- 09/13-09/18 G1・赤城雷神杯:山口剛(+1,100万円)
- 09/19-09/24 PG1・ヤングダービー:上條暢嵩(+1,200万円)
※PG1の結果については、下の記事をご覧ください!

G2
- 01/16-01/21 G2・モーターボート大賞:田村隆信(+450万円)
- 02/21-02/26 G2・レディースオールスター:長嶋万記(+450万円)
- 03/10-03/15 G2・秩父宮妃記念杯:平本真之(+450万円)
- 04/12-04/17 G2・モーターボート誕生祭:宮地元輝(+460万円)
- 06/27-07/02 G2・秩父宮妃記念杯:藤原啓史朗(+460万円)
- 07/04-07/09 G2・全国ボートレース甲子園:片岡雅裕(+470万円)
現在の賞金ランキング(TOP20)
主要レースの優勝者は上の通りですが、その結果、現在の賞金ランキング(TOP20)は、このようになっています!(9月24日時点)
2023年8月のSG・ボートレースメモリアルを制した昨年のMVP・馬場貴也選手が、賞金4,000万円を加算し、1億円を突破。一気にトップに躍り出ました。
2位の磯部誠選手は、6月のSG・グランドチャンピオンで平成生まれ初のSG優勝を決めたほか、9月のG1(北陸艇王決戦)でも優勝。馬場選手を追いかけています。
3位の石野貴之選手は、5月のSG・ボートレースオールスターを優勝、翌月のグランドチャンピオンでも2着に入りました。
4位の茅原悠紀選手は、今年は2月の地区選(中国地区選手権)しかグレードレースの優勝はありませんが、各レースで着実に上位に入り、賞金を稼いでいます。
5位の羽野直也選手は、7月のSG・オーシャンカップで優勝し、一気に順位を上げました。こちらは平成生まれ2人目のSGウィナーとなりました。
6位以下は、年初からのG1で好成績を残した選手がランクインしています。
なお女子選手の賞金ランキング1位はレディースチャンピオンを制した遠藤エミ選手です(全体では48位)。
次のSGは10月のボートレースダービーですが、9月には周年記念を中心に、PG1/G1レースが複数予定されています。また順位にどう変動があるか注目ですね!
グランプリ出場ラインは?
グランプリ出場に当確ラインの選手は、最終的な各選手の獲得賞金額の並び次第です。
ちなみに、2022年の最終的なグランプリ出場者18名の中で、18位だった丸野一樹選手の賞金額は、¥64,095,000でした(獲得賞金額は2022年1月1日~11月27日までの累計)。
今年からレースの賞金額がアップしていますので、この金額を当確ラインとは考えられませんが、7,000万円を超えている6位の茅原選手くらいまでは、既にグランプリ出場ラインに到達している可能性が高いといえます。
※昨年までの年間賞金ランキングはこちらの記事をご覧ください。


2023年12月19日から始まる今年のグランプリでは、一体どんなメンバーが顔を揃えるのか!?今から楽しみですね。