
多摩川競艇場(ボートレース多摩川)の特徴やレース予想、オッズ情報やレース結果といった情報はこちらでまとめていきます。
多摩川競艇場は人工的に作られたプールとなっており、コース対岸には防風林を設置した多自然型護岸工により建設されています。
このため水面は風の影響を受けにくく、荒れることがほとんどないといった特徴を持ちます。
多摩川競艇場周辺の観光スポットはこちら
多摩川競艇場特徴 早見表
特徴 | 傾向 | |
---|---|---|
コース | 1マークから対岸まで108mと広い | 全速ターン・1コース信頼性低・まくり有利 |
水質 | 人工の淡水プールで水質は硬い | モーター機力差出やすい |
水面 | 日本一の静水面 | スピード戦 |
風 | 防風林の設置で風の影響を受けにくい | モーター機力差出やすい・スピード戦 |
ボート | モーター交換時期は8月 | モーターの勝率、スピード選手に注目 |
多摩川競艇場の基本情報
多摩川競艇場公式サイト
多摩川競艇場のレース開催日程
多摩川競艇場のレース開催日程は、こちらから見ることができます。
⇒ボートレース多摩川オフィシャル-多摩川で楽しむ
※2ヶ月間の開催日程を確認できます。
多摩川競艇場のレース予想やオッズ情報
多摩川競艇場のレース予想やオッズ情報は、オフィシャルサイトのトップページから見ることができます。
⇒ボートレース多摩川オフィシャル-出走表・前日予想PDF
※最新データは開催日前日の夜に更新されます。
多摩川競艇場のライブ&リプレイ動画・レース結果
多摩川競艇場のライブ動画、レース結果はこちらから見ることができます。
⇒BOAT RACE BB
こちらのページでは2ヶ月前までのリプレイ動画を見ることができる他、過去1年の優勝戦のリプレイ動画も見ることができますよ。
多摩川競艇場の地図
住所 〒183-0014 東京都府中市是政4丁目11
多摩川競艇場の天気
の天気
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多摩川競艇場の10日間の天気(tenki.jp)

多摩川競艇場の特徴
多摩川競艇場は淡水プールとなっており、防風林の設置によって風の影響を受けにくい競艇場です。
このことから、スピード戦が多く見られるといった特徴があります。モーターの影響も大きくなります。
水面の特徴
多摩川競艇場は人工の淡水プールとなっていることから水質が硬く、モーターの機力の差が出やすいと言われています。
また、レースコースを囲む環境から、「日本一の静水面」と呼ばれるほど水面が荒れることがありません。
風の影響

レースコースはスタンドと対岸の防風林に囲まれた環境にあり、年間を通して風の影響を受けにくく、荒れることがほとんどありません。
選手は全速力で1マークを目指すことができることから、スピード戦が多く見られる競艇場となっているんです。
季節で変わる多摩川の勝敗
季節によってコースの傾向が変わるので、季節ごとやモーターの入れ替え時期の解説をしたいと思います。
季節ごとの1着勝率
コース | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
春3-5月 | 54.1 | 13.7 | 13.4 | 12.6 | 6.6 | 1.2 |
夏6-8月 | 57.1 | 14.4 | 11.3 | 9.3 | 7.2 | 1.3 |
秋9-11月 | 52.2 | 14.6 | 13.1 | 12.2 | 6.2 | 2.7 |
冬12-2月 | 55.3 | 16.4 | 12.0 | 10.1 | 5.4 | 1.6 |
ボートレース公式サイトデータを使用(2018/09/01~2019/08/31)
春
多摩川の春は、春一番の吹く季節風の強い時期でも大きな影響がないのが特徴です。この時期になると前年8月に入れ替わったモーターが半年以上使われて性能差がはっきり出てきます。パワー不足のモーターだとインに入っても逃げ切れないケースが顕著になります。ダッシュが利かないモーターだと簡単にアウト勢に捲られてしまうので、実績のある人気選手でも名前で買っては危険です。
夏
夏場は新モーターへの入れ替えや気温が上がってモーターのパワーが落ちる季節でもあるため、1年でイン逃げが一番崩れやすい季節です。
新モーターの性能差がそれほどない季節ですから、どのコースからでも1着を狙えるため、専門紙などによくある選手のモーターへのコメントをよく読んでおく必要があります。
「回転の上りが悪い」などのコメントがあったら軸にするのは危険です。
秋
秋は向かい風の季節ですが、多摩川はではさほど影響はありません。
新モーターも2か月経ち秋も深まる時期になると回転グセが付き、機力の差が出始めます。そのため、超抜モーターがインかダッシュかでレースの展開が大きく変わってきます。
4カドから捲って来る選手がいる中で、アウトから捲り差しが決まると万舟が出ることもあります。
冬
冬の多摩川は唯一強い風の吹く季節です。風速5メートルの向い風が吹く日もあります。
向い風の強い日はダッシュ勢が有利になるのがセオリーですが、それにはモーターのパワーが必要です。
たとえ捲りが決まっても2マークの引き波を上手く越えられず、逆転を許してしまうケースがあります。これは淡水で引き波がいつまでも消えないプールの特徴でもあります。
多摩川競艇場はマクリが強い!
多摩川競艇場は、1マークから対岸までの距離が108mと広く作られています。
また、水面が穏やかということもあり、全速ターンがしやすくてマクリが有利といった特徴あり!
このため、1コースの勝率は52-57%であり全国の競艇場の中では下の方、3連対率になると下位に入ります。
その分2~6コースの勝率は高くなっており、どれも全国の競艇場の中で10位以内に入るほど。
特に、決まり手は差しが少なくマクリが多いといった特徴があり、全速ターンからの逃げかマクリか・・・といった勝負が多くなります。
多摩川競艇でインが負けるパターン
静水面でもインが負ける理由とは?
日本一の静水面と呼ばれるのが多摩川競艇場です。
淡水で周囲を木々に囲まれ風も少ない静かなプールという環境ですから、インの強いコースいう印象ですが、実際は広さが充分あることからスピードとパワーが要求される攻略の難しいコースの一つです。
1コースの勝率が7・66、1着率は50%を多少超える程度で全国平均を下回ります。そして、2〜4コースの勝率も平均以上の5点台ですから1〜4コースのどこからでも勝つチャンスがあるのが多摩川の特徴です。
全速ターン可能な広いコース
その原因が何処にあるのか、と言うとコースの広さです。
特に1マークを旋回した向こう正面の幅が108メートルあることから、インでもアウトでも全速でターンをする選手が多いのが原因です。
特に若手選手や勝負がけの選手は握って来るので、インが負けるケースが多くなります。広いコースとは言ってもピットから2マークまでは89メートルと短いことから前付けは無く、殆んどのレースが3対3の枠なり進入になります。
1コースか4コースが主導権を取る
1コースでも握ってターンが出来るため、力のある選手ならばイン逃げが決まりますが、4カドからの捲りもし易いコースなので、1コースか4コースのどちらかが、1マークで主導権を取ることが多く、舟券の予想をする際は、その取捨選択が難しくなります。
1コースの逃げが決まるケースならば順当に1-2-3、1-3-2、1-2-4になることが多い一方で、4コースの捲りが決まれば、インの3艇は外へ流れて出番が無くなり、空いたインコースに5、6コースが差したり、捲り差しをすることがあるので、レースが正反対の結果になって荒れることが多いのです。
モーターのチェックを忘れずに
ただし、捲り差しは引き波を越えなければならないので、モーターの絶対的なパワーが必要です。
特に淡水の多摩川では水の抵抗が強いので、モーターのパワーがモノを言います。ですから予想の際にはモーターのチェックはしっかりしましょう。
更に人気薄のベテラン選手は勝負を読んで、勝てなくても上手い小回りで3着を確保する乗り方をしてくるので、3連単に食い込みます。切り捨てると痛い目に遭います。
展示航走では伸び足の確認が必要
そこで、しっかり見ておきたいのが展示航走です。
スタートのタイミングを見るのは勿論ですが、注目したいのはスリットから1マークまでの伸び足です。
特に周回展示でよく見て欲しいのが2マークでのターンです。引き波で艇が暴れるようならば、硬い水にペラが負けている証拠なので、人気があっても評価を下げる必要があります。
多摩川に二つある企画レースの検討
今まで1コースが負けたり、不利になるケースの話をしましたが、1コースが有利になるのが多摩川では2レース組まれている企画レースです。
一つは1レースの「まつりだone」、もう一つが9レースの「ターゲット9」です。
9レースは1号艇にA級選手2〜6号艇がB級選手と言う組み合わせですから、イン逃げの確率が高くなります。
1レースは原則A級2名、B級4名の戦いになるので、必ずしも1コースが有利とも言えません。もし、1コースと4コースにA級選手が入ればインとカドの戦いになります。
予想ポイントまとめ

多摩川競艇場の1番の特徴は、静水面と1マーク側の広さから1コースの勝率がそこまで高くはない、ということに尽きるでしょう。
企画レースを除くと、なおさらです。
このためレース展開の予想が立て難く、インを信じるか内側からのマクリを信じるかで予想は大きく変わります。
また、6コースからのマクリ差しも無視は出来ず、こうなると絞ることが大変難しいです!
しかし、スピード勝負になりやすいため、得意な選手やモーターの勝率をチェックしておけば絞り込みやすくなると思います。
多摩川ではモーターのパワーがないと勝てません。
伸び足の良いモーターで、全速ターンの出来る選手が1着にきます。1〜4コースまでのどの艇にも勝つチャンスがあるのが多摩川のコースです。ただ、超抜モーターを引き当てても1マークでのターンに失敗するとインをすくわれることがあるので、経験の浅い若手選手の「ここ一番」は要注意です。
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