ボートレースの聖地、メッカと言えば大阪の住之江競艇場です。毎年暮れの賞金王決定競走が行われるのはここで、年末年始を除き、通年ナイター「住之江シティーナイター」が開催されています。主催・施行者は大阪市でなく、箕面市と堺市や岸和田市、豊中市など大阪の16市からなる大阪府都市競艇組合。施設を保有・運営するのは南海電鉄グループの住之江興業㈱です。
交通の便は抜群の住之江
競争水面はコンクリート護岸に囲まれた長方形のプールで、水質は淡水。工業用水が利用されている事から、硬くゴツゴツした感じがするといいます。マスコットキャラクターは、可愛くて人気のイルカの「ジャンピー」。アクセスは、大阪市営地下鉄四つ橋線、ニュートラム南港ポートタウン線の住之江公園駅から徒歩3分で、駅を降りれば雨にぬれることなく競艇場までいけます。梅田から地下鉄で30分程度です。
食の街 大阪を堪能しましょう

先ずは食のご紹介です。住之江競艇場は、食の街大阪にあるので、場内にもなにわ屋台村、遊食館があり、食べるものなら大概のものが揃っています。ナイターレースなら生ビール片手に串カツやたこ焼きを摘むのも最高です。もし、競艇で大金を手に入れたなら、ミナミに繰り出し、有名なふぐの味を楽しむのも大阪ならではです。残念ながら「ずぼらや」は閉店してしまいましたが、他にも名店はあります。
B級グルメばかりでなくフレンチやイタリアンも揃っています

大阪と言うと二度づけ禁止の串カツやフグ料理、たこ焼きと思っている方が多いかと思いますが、ミナミには気軽にフレンチやイタリアンを楽しめるお店がたくさんあります。しかも、お値段はとてもリーズナブルで美味しいお店が多く、ワインを飲みながら寛げるお店が心斎橋、難波周辺には数多くあります。また、ギャンブルの後は風俗と決めている方には、十三に繰り出さなくても日本橋周辺のお店がお勧めです。東京では味わえない過激なサービスが待っていますよ。
住之江周辺にも公園や複合施設があります
住之江公園駅を降りると右手が競艇場、左手は住之江公園と大阪護國神社があります。また、周辺にはシティホテルや大規模なショッピングモール、ドン・キホーテ、飲食店街のある複合施設があります。南港の国際見本市会場からは、ニュートラムで一本ですから、出張の折にナイターレースを楽しむことも可能です。また、JRの大正駅には大阪ドームがありますから野球観戦も簡単です。更に地下鉄で野田阪神まで行けば、尼崎競艇場の尼崎センタープールまでは直ぐです。
歩いてみるなら道頓堀周辺

ミナミ周辺の観光名所を紹介すると、まずは心斎橋筋を歩いてみましょう。特に戎橋周辺の雰囲気を味わうのが大阪の楽しみ方です。食べるものでも服も東京に比べると確実に安いです。
また、お笑いの殿堂「なんばグランド花月」、ちょっと分かりにくい場所にありますが、法善寺横丁の水かけ不動は是非一度は訪ねてみたい場所です。また、ドン・キホーテの看板でもある大観覧車「えびすタワー」、道頓堀を河から眺める「トンボリクルーズ」もお勧めです。

天王寺まで足を伸ばせば日本一高い商業複合ビルの「あべのハルカス」、そして、一度は覗いてみたいのがテーマパークの「ユニバーサルスタジオ ジャパン」も近くです。
本社を置く企業も数多くあります
なお、競艇場のある住之江区に本社を置く企業は、スポーツ用品メーカーの「ミズノ」、システムキッチンの大手「永大産業」、ドラッグストアの「コクミン」などが有名です。ご当地出身の芸能人は歌手の河合奈保子さん、俳優の辰巳拓郎さん、スポーツ選手では元広島東洋カープの投手で大リーグでも活躍した黒田博樹投手、冬季オリンピックに出場したハーフパイプの今井メロ、成田童夢の両選手がいます。
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