SGとは「スペシャルグレード」の略称で、G1レースより上に位置する最上級のレース!
SGレースは年に1度ではなく、会場となる競艇場は決まっていないため、持ち回りで開催されることになっています。
また、SGレースの開催期間は4日間の予選を行い、5日目に準優勝戦、最終日に優勝戦という日程で組まれています。
9種類のSGレース
一言でSGと言っても、競艇では年間を通して9種類のSGレースが開催されます。
SGレースの名称、開催月に関しては下記の通りです。
SGレース | 開催月 |
---|---|
ボートレースクラシック (鳳凰賞) | 3月 |
ボートレースオールスター (日本モーターボート競争会改丁杯争奪笠川賞競争) | 5月 |
グランドチャンピオン (グランドチャンピオン決定戦競争) | 6月 |
オーシャンカップ (「海の日」記念オーシャンカップ競争 | 7月 |
ボートレースメモリアル (総務大臣杯争奪モーターボート記念競争) | 8月 |
ボートレースダービー (国土交通大臣旗争奪全日本選手権競争) | 10月 |
チャレンジカップ (チャレンジカップ競争) | 11月 |
グランプリシリーズ (賞金王シリーズ戦) | 12月 |
グランプリ (賞金王決定戦) | 12月 |
出場条件
SGレースは最上級のグレードレースということもあり、出場するには成績や獲得賞金といった条件が課せられます。
チャレンジカップとグランプリシリーズ、グランプリ以外のSGに関しては、「前年度の優勝者」と「前年度の賞金王決定戦の優勝戦」に出場していれば出場することができます。
また、それ以外の場合でも条件を満たしていれば出場できるので、レース別に出場資格をまとめてみました。
ボートレースクラシック
ボートレースクラシックは上述した条件のほか、前年のSG・G1・G2優勝回数の上位選手、前年の優勝回数上位選手であればA1選手でなくても出場することができます。
ボートレースオールスター
ボートレースオールスターは上述した条件のほか、その年のボートレースクラシック優勝選手、ファン投票上位選手、そして選考委員会の選出選手であれば出場できます。
グランドチャンピオン
グランドチャンピオンは上述した条件のほか、その年のボートレースオールスター優勝選手、前年の4月~その年の3月までの優勝戦完走選手&予選得点上位選手であれば出場できます。
オーシャンカップ
オーシャンカップは上述した条件のほか、その年のグランドチャンピオン優勝選手、前年の5月~その年の4月までのG1・G2レースの優勝戦着順点上位選手であれば、A1選手でなくても出場することができます。
ボートレースメモリアル
ボートレースメモリアルは上述した条件のほか、その年のオーシャンカップ優勝選手、開催競艇場以外の各競艇場の推薦者と開催施行者の推薦選手が出場することができます。
ボートレースダービー
ボートレースダービーは上述した条件のほか、その年のボートレースメモリアル優勝選手、前年の8月~その年の7月までの勝率上位者が出場できます。
チャレンジカップ
チャレンジカップに関しては、その年の1月~10月までの年間獲得賞金ランキングの上位34選手が出場することができ、階級の制限は特にありません。
グランプリシリーズ
グランプリシリーズはその年の1月~10月、もしくはチャレンジカップ優勝戦終了日までの年間獲得賞金ランキング19位~60位の選手が出場することができ、階級の制限は特にありません。
グランプリ
グランプリはその年の1月~10月、もしくはチャレンジカップ優勝戦終了日までの年間獲得賞金ランキング上位18選手が出場することができ、階級の制限は特にありません。
2017年の結果
2017年に開催されたSGレース別の優勝選手は下記表の通りです。
SGレース | 優勝選手 |
---|---|
ボートレース クラシック | 桐生順平 |
ボートレース オールスター | 石野貴之 |
グランド チャンピオン | 石野貴之 |
オーシャン カップ | 峰竜太 |
ボートレース メモリアル | 寺田祥 |
ボートレース ダービー | 深川真二 |
チャレンジ カップ | 毒島誠 |
グランプリ シリーズ | 新田雄史 |
グランプリ | 桐生順平 |
2018年の開催日程・結果
2018年のSG開催日程、既に終了したレースの結果はこちら。
SGレース | 開催日程 | 優勝選手 |
---|---|---|
ボートレース クラシック | 3月16日~21日 | 井口佳典 |
ボートレース オールスター | 5月22日~27日 | 中島孝平 |
グランド チャンピオン | 6月19日~24日 | 白井英治 |
オーシャン カップ | 7月11日~16日 | 毒島誠 |
ボートレース メモリアル | 8月21日~26日 | 毒島誠 |
ボートレース ダービー | 10月23日~28日 | 守田俊介 |
チャレンジカップ | 11月20日~25日 | 馬場貴也 |
グランプリシリーズ | 12月19日~24日 | 平尾崇典 |
グランプリ | 12月19日~24日 | 峰竜太 |
優勝回数ランキング
簡単には出場することが出来ないSGという舞台で、優勝回数の多い選手を13名紹介します!
優勝回数 | 選手名 |
---|---|
17回 | 野中和夫 |
12回 | 松井繁 |
11回 | 山崎智也 |
10回 | 彦坂郁雄 |
植木通彦 | |
9回 | 今垣光太郎 |
瓜生正義 | |
池田浩二 | |
8回 | 中道善博 |
7回 | 北原友次 |
今村豊 | |
西島義則 | |
太田和美 |
※優勝回数は2018年5月時点のものです
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