九州地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2024年は、2月4日(日)~9日(金)にかけて、「ボートレース芦屋」で開催されました。
この記事では、九州地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近開催の結果などについてご紹介します。
関東地区選手権について
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください!
九州地区選手権は、福岡支部・佐賀支部・長崎支部の3支部の選手が参加。
開催場は、福岡競艇場(福岡)・若松競艇場(福岡)・芦屋競艇場(福岡)・唐津競艇場(佐賀)・大村競艇場(長崎)の5場の持ち回りです!
過去5年の優勝者
過去5年の九州地区選手権競走の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2024年(第70回) | ボートレース芦屋 | 峰竜太 |
2023年(第69回) | ボートレース若松 | 末永和也 |
2022年(第68回) | ボートレース福岡 | 長野壮志郎 |
2021年(第67回) | ボートレース大村 | 峰竜太 |
2020年(第66回) | ボートレース唐津 | 桑原悠 |
2024年の優勝者は峰竜太選手!
2024年(第70回)九州地区選手権は、現役最強レーサー・峰竜太選手が圧巻の走りをみせて優勝。2009年の芦屋・2021年の大村に続いて、通算3回目の本大会の制覇となりました。
2月9日(金)12Rに開催された優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 峰竜太(佐賀支部)
- 西山貴浩(福岡支部)
- 仲谷颯仁(福岡支部)
- 篠崎元志(福岡支部)
- 里岡右貴(福岡支部)
- 新開航(福岡支部)
今開催で峰選手はエースモーターの21号機を獲得。「引いた時にはブーイングがおこりました」とコメントするくらいで、スタートは横一線だったものの、その後は他選手の追随を許さず圧倒的な強さでの勝利でした。
「モーターはバケもん級。準優、優勝戦はみんなが諦めるくらい出ていたので」とコメントした峰選手。現役最強レーサー+エースモーター+1号艇+超得意水面(イン有利)ということで、ほぼ予想通りの展開でした。
なお、2着は4号艇の篠崎選手、3着は里岡選手に競り勝った6号艇・新開選手で、結果は1-4-6。3連単は2,230円でした。
初日・2日目のドリーム戦の結果
九州地区手権はWドリーム戦であり、初日12Rには「九州男児1st」、2日目12Rには「九州男児2nd」が開催されました。
初日「九州男児1st」は以下のメンバーで争われましたが、結果は1-5-2。
- 峰竜太(佐賀支部)
- 瓜生正義(福岡支部)
- 篠崎仁志(福岡支部)
- 石橋道友(長崎支部)
- 西山貴浩(福岡支部)
- 末永和也(佐賀支部)
ドリーム戦の第1弾は、人気の1号艇・峰選手がイン逃げ。レース後は満面の笑みを浮かべて「(21号機は)モンスター級。すごい足をしている。めちゃ出ていくし、ピット離れまでいい。文句なしです」とコメントしていました。
2着には5号艇・西山選手が入りましたが、「(峰選手とは)足が違い過ぎる」とコメントしていたということです。
2日目「九州男児2nd」は以下のメンバーで争われましたが、結果は4-5-2。
- 羽野直也(福岡支部)
- 原田幸哉(長崎支部)
- 篠崎元志(福岡支部)
- 前田将太(福岡支部)
- 宮地元輝(佐賀支部)
- 新開航(福岡支部)
4カドから仕掛けた前田選手がまくりを決めて勝利。2号艇・原田選手と5号艇・宮地選手の2着争いは宮地選手が制しました。3連単の配当は¥26,510でした。