四国地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2025年は、2月4日(火)~10日(月)にかけて、「ボートレース丸亀」で開催されました。

この記事では、四国地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近の優勝者・レース結果などをご紹介します。
四国地区選手権競走
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください

四国地区選手権は、徳島支部・香川支部2支部の選手が参加。
開催場は、鳴門競艇場(徳島)・丸亀競艇場(香川)のどちらかで開催されます。
他の地区選手権と異なり、徳島・香川の2支部のみの参加になるため、両支部のタイマン勝負が見どころの一つでもあります(最近11大会の優勝者は、香川3回、徳島8回)。
また、かつて艇王・植木道彦の最大のライバルであった「水上の人間国宝」中道善博選手を筆頭に、そうそうたるメンバーがいた四国地区ですが、最も選手数が少なく、B1級・A2級の選手も出てきます。
2025年は、49名の参加選手のうち、A1級選手が24名、A2級選手が22名、B1級選手が3名でした。
過去5年の優勝者
過去5年の四国地区選手権競走の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2025年(第68回) | ボートレース丸亀 | 島村隆幸 |
2024年(第67回) | ボートレース丸亀 | 田村隆信 |
2023年(第66回) | ボートレース鳴門 | 中村日向 |
2022年(第65回) | ボートレース鳴門 | 山田祐也 |
2021年(第64回) | ボートレース丸亀 | 興津藍 |
2024年の優勝者は島村隆幸選手
2025年(第68回)の四国地区選手権は、徳島支部・島村隆幸選手が通算4回目のG1勝利となりました!
2月16日(金)に行われた優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 島村隆幸(徳島支部)
- 中村日向(香川支部)
- 西岡顕心(香川支部)
- 森高一真(香川支部)
- 林美憲(徳島支部)
- 近江翔吾(香川支部)
1号艇・島村選手がインから先マイ、4号艇・森高選手のまくり差し、さらにその内から5号艇・林選手が参戦し、3艇でバックストレッチは並走。
勝負は2周1マークまでもつれましたが、最終的には島村選手が森高選手を内から受け止めて先に回り、勝負が決まりました。
「完全に差されていたし、2マークはどうしようかなと考えてました。森高さんが差していたら、優勝だったけど、握りましたからね。男気がありますね」と島村選手。
自身初の四国チャンプに輝いた要因を問われ、「運一本ですね」と笑顔をみせていました!
ドリーム戦について
2025年の四国地区選手権のドリーム戦は、2月4日(火)12Rに「スマイル君ドリーム」、6日(木)12Rに「なるちゃんドリーム」が行われ、それぞれ以下のメンバーで争われました。
※2月5日(水)は強風で中止
2月4日(火)12R「スマイル君ドリーム」:結果は1-5-2で、3連単¥2,890でした。
- 片岡雅裕(香川支部)
- 林美憲(徳島支部)
- 重成一人(香川支部)
- 山田祐也(徳島支部)
- 中村日向(香川支部)
- 菅章哉(徳島支部)
2月6日(木)12R「なるちゃんドリーム」:結果は1-2-5で、3連単¥920でした。
- 島村隆幸(徳島支部)
- 森高一真(香川支部)
- 市橋卓士(徳島支部)
- 平山智加(香川支部)
- 田村隆信(徳島支部)
- 中田元泰(香川支部)