近畿地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2025年は、2月2日(日)~8日(土)にかけて、「ボートレース三国」で開催されました。

この記事では、近畿地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近の優勝者・レース結果などをご紹介します。
近畿地区選手権競走
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください

近畿地区選手権は、福井支部・滋賀支部・大阪支部・兵庫支部の4支部の選手が参加。
開催場は、三国競艇場(福井)・びわこ競艇場(滋賀)・住之江競艇場(大阪)・尼崎競艇場(兵庫)の4場の持ち回りです。
近畿地区は大所帯でレベルが高く、大阪支部はレジェンド・松井繁選手を筆頭に、2023年のMVP・石野貴之選手、田中信一郎選手、太田和美選手ら有力選手揃い。
滋賀支部は、2022年MVP・馬場貴也選手や女子初SGホルダーの遠藤エミ選手ら。
福井支部は今垣光太郎御大や中島孝平選手、兵庫支部は吉川元浩選手や魚谷智之選手など、いずれ劣らぬ強者達が集結する開催です。
過去5年の優勝者
過去5年の近畿地区選手権競走の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2025年(第68回) | ボートレース三国 | 稲田浩二 |
2024年(第67回) | ボートレース尼崎 | 山崎郡 |
2023年(第66回) | ボートレース住之江 | 馬場貴也 |
2022年(第65回) | ボートレースびわこ | 是澤孝宏 |
2021年(第64回) | ボートレース三国 | 馬場貴也 |
2025年の優勝者は稲田浩二選手!
2025年(第68回)の近畿地区選手権は、兵庫支部の稲田浩二選手が優勝しました。
予選トップ通過だったのは小池修平選手でしたが、準優戦で敗退。ドリーム戦を制し、予選2位通過だった馬場貴也選手は、準優戦を1号艇から圧勝かと思いきや、なんと待機行動違反で賞典除外。
結果、稲田選手がポールポジションをゲット。2月8日(土)に行われた優勝戦は、以下のメンバーで争われました。3号艇・山崎選手は昨年の覇者です。
- 稲田浩二(兵庫支部)
- 萩原秀人(福井支部)
- 山崎郡(大阪支部)
- 古結宏(兵庫支部)
- 井上一輝(大阪支部)
- 松田祐季(福井支部)
1号艇・稲田選手は、コンマ04のトップスタートを決め、1マークを先マイ。そこからは後続を寄せ付けず、一人旅で逃げ切りました。これで通算4回目のG1制覇で、初の近畿チャンプに輝きました。
「地区選初Vは、そこまで意識はしていなかったんですけど・・・これでSG(3月のボートレースクラシック)も出られるので、もっと上を目指して頑張りたい!」とコメントしていました。
初日・2日目のドリーム戦
2025年(第68回)の近畿地区選手権のドリーム戦は、初日12Rに日本海ドリーム、2日目12Rに東尋坊ドリームが行われました。
初日の日本海ドリームは、以下のメンバーで争われましたが、結果は2-3-1。吉川元浩選手の勝利に終わりました。
- 今垣光太郎(福井支部)
- 吉川元浩(兵庫支部)
- 上條暢嵩(大阪支部)
- 松田祐季(福井支部)
- 遠藤エミ(滋賀支部)
- 山崎郡(大阪支部)
2日目の東尋坊ドリームは、以下のメンバーで争われましたが、結果は1-6-3で馬場貴也選手の勝利となりました。
- 馬場貴也(滋賀支部)
- 松井繁(大阪支部)
- 萩原秀人(福井支部)
- 下出卓矢(福井支部)
- 丸野一樹(滋賀支部)
- 稲田浩二(兵庫支部)