近畿地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2024年は、2月9日(金)~14日(水)にかけて、「ボートレース尼崎」で開催されました。
この記事では、近畿地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近開催の結果などについてご紹介します。
近畿地区選手権競走
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください
近畿地区選手権は、福井支部・滋賀支部・大阪支部・兵庫支部の4支部の選手が参加。
開催場は、三国競艇場(福井)・びわこ競艇場(滋賀)・住之江競艇場(大阪)・尼崎競艇場(兵庫)の4場の持ち回りです。
過去5年の優勝者
過去5年の近畿地区選手権競走の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2024年(第67回) | ボートレース尼崎 | 山崎郡 |
2023年(第66回) | ボートレース住之江 | 馬場貴也 |
2022年(第65回) | ボートレースびわこ | 是澤孝宏 |
2021年(第64回) | ボートレース三国 | 馬場貴也 |
2020年(第63回) | ボートレース尼崎 | 太田和美 |
2024年の優勝者は山崎郡選手!
2024年(第67回)の近畿地区選手権は、並み居る強豪選手を抑えて、1989年生まれ・112期の山崎郡選手が優勝しました!
近畿地区は大所帯でレベルが高く、最多の19人参加の大阪支部はレジェンド・松井繁選手を筆頭に、昨年の賞金王・石野貴之選手、田中信一郎選手、太田和美選手ら有力選手揃い。
滋賀支部は、2022MVPの馬場貴也選手や女子初SGホルダーの遠藤エミ選手ら。福井支部は今垣光太郎御大や中島孝平選手、迎え撃つ地元・兵庫支部は吉川元浩選手や魚谷智之選手など、いずれ劣らぬ強者達が集結した開催でした。
そんな2024年の近畿地区選手権ですが、最終日2/14(水)12Rの優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 山崎郡(大阪支部)
- 魚谷智之(兵庫支部)
- 馬場貴也(滋賀支部)
- 小池修平(大阪支部)
- 重木輝彦(兵庫支部)
- 木下翔太(大阪支部)
予選トップ通過で1号艇を掴んだ山崎郡選手が、コンマ12のスタートから先マイを果たすと、2コースから差してきた魚谷智之選手を振り切って、そのままゴール。G1初制覇、3月のクラシック出場権を手にしました。
好モーターの24号機については「前検日は評判ほどではないと感じたけど、すぐ思い切って調整をして、結果につながった」とコメントしていました。
2着は2号艇の魚谷選手、3着には4号艇の小池選手が入り、結果は1-2-4でした。
初日・2日目のドリーム戦
近畿地区選手権のドリーム戦は、初日12Rにドリーム1st、2日目12Rにドリーム2ndが行われました。
初日のドリーム1stは、以下のメンバーで争われましたが、結果は2-1-5。馬場貴也選手の勝利に終わりました。
- 吉川元浩(兵庫支部)
- 馬場貴也(滋賀支部)
- 松井繁(大阪支部)
- 遠藤エミ(滋賀支部)
- 中島孝平(福井支部)
- 稲田浩二(兵庫支部)
2日目のドリーム2ndは、以下のメンバーで争われましたが、結果は5-4-6で丸野一樹選手が勝利、3連単は¥33,790となりました。2号艇の今垣光太郎選手はコンマ01のフライングで賞典除外になっています。
- 石野貴之(大阪支部)
- 今垣光太郎(福井支部)
- 魚谷智之(兵庫支部)
- 田中信一郎(大阪支部)
- 丸野一樹(滋賀支部)
- 吉田俊彦(兵庫支部)