
「マスターズチャンピオン」は、ベテラン選手のみで争われるレースで、プレミアムG1(PG1)の1つです!
2026年は、4月21日(火)~4月26日(日)にかけて、「ボートレース宮島」で開催中です!

この記事では、マスターズチャンピオンのレース概要や過去の優勝者、レースの見どころや注目選手などをご紹介します!
マスターズチャンピオンとは
マスターズチャンピオンは、別名「競艇名人戦」と言いますが、かつては「名人戦競走」と呼ばれていました。
2014年に「マスターズチャンピオン」という通称になり、格付けもPG1になりました。
このレースの一番の特徴は「一定年齢以上でないと出場できない」という点。
「一定年齢以上」は、当初は50歳以上でしたが、現在では「当年の4月1日時点で45歳以上」となっています。
競艇選手は19歳~23歳くらいでデビューする人が多いので、このレースの出場選手は選手経験20年以上という選手がほとんどということになりますね!
この年齢要件に加えて、勝率上位の選手だけが出場することができるため、まさにベテラン同士のいぶし銀の走り、熟練の技を競い合う大会と言って良いでしょう。
出場者は52名で、出場資格は、前年優勝者のほか、当年の4月1日時点で満45歳以上のマスターズリーグ優勝者、前年2月1日~当年1月31日の間に140走以上した選手の勝率上位者、さらに施行者希望選手(2名)。
そのため、B1級であっても上位勝率であれば出場可能です。また性別も関係ないので、女性レーサーでも条件を満たせば出場できます(過去、鵜飼菜穂子選手、日高逸子選手などが出場)。
優勝賞金は1,300万円(2024年度から)と高額ですので、ベテラン選手にとっては格好の目標となっているレースです。
長年の競艇ファンにとっては、往年の名選手の名前がずらりと並びますので、非常に人気の高いレースでもあります。
2000年の第1回「名人戦競走」では、ファンファーレは昔のものを使用、以前行われていた「選手コール」も実施されるなど、ノスタルジックな雰囲気を高める演出がされ、ファンを喜ばせました。
競艇選手は選手寿命が長い
競艇選手は、他のプロスポーツ選手と比べて選手寿命が長いと言われています。40代・50代で「まだまだバリバリ現役」という選手が沢山います。

ちなみに、競艇選手は、3年に1度のライセンス更新のとき、健康診断を受けることが義務づけられています。そこで「裸眼視力が両眼とも0.5以上」「血圧が150/90以下」などの基準をクリアできないと、強制的に引退させられてしまいます。
メガネの競艇選手がいないのは、選手は全員この健康診断をクリアしているからなのです。しかしそう簡単なことではなく、加齢に伴い基準がクリアできなくなり、引退する選手は多いと言います。
45歳以上で選手を続けられており、かつ高い勝率を維持している、そんな特別なベテラン選手だけを集めて行われるのが、このマスターズチャンピオンなのです!
過去5年の開催
マスターズチャンピオンの過去5年の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
| 開催回 | 開催レース場 | 優勝者 | (年齢) |
| 2025年(第26回) | ボートレース桐生 | 森高一真 | 45 |
| 2024年(第25回) | ボートレース鳴門 | 菊地孝平 | 45 |
| 2023年(第24回) | ボートレース若松 | 井口佳典 | 45 |
| 2022年(第23回) | ボートレース三国 | 上平真二 | 48 |
| 2021年(第22回) | ボートレース下関 | 原田幸哉 | 45 |
マスターズチャンピオンは45歳以上という年齢制限がありますが、過去5年の結果を見てみると、優勝者は40代の選手ばかりです。
出場条件を満たす選手でも、やはり勝率上位者は40代が多く、必然的に40代の選手の母数が多くなっています。
やはり人間は加齢により身体能力が落ちていくため、同程度の力量の選手ならやはり年齢が若い方が有利です。40代と、50代~60代の選手では、やはり身体能力が違ってきます。
また別の要因として、年齢を重ねると代謝が衰えるため、段々と減量して体重を調整することが難しくなります。
かのモンスター・野中和夫選手は65歳まで現役でしたが、「齢を重ねて減量ができなくなった」と引退。なお野中氏は空手が全国大会レベルの腕前であり、若い頃から人一倍身体を鍛えていました。
出場資格に、施行者側が呼びたい選手を2名「施行者希望枠」として指名できますが、なかなか優勝戦にまでは進めていないようです。
2025年(第26回)の優勝は森高一真選手
2025年に開催された第26回マスターズチャンピオンの優勝者は、森高一真選手でした。
予選をトップ通過、さらに準優戦も無難に逃げ切り、優勝戦のポールポジションを手にした森高選手。優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 森高一真
- 中辻崇人
- 石渡鉄兵
- 湯川浩司
- 萩原秀人
- 井口佳典
2号艇には「一般戦の鬼」中辻選手、3号艇には福岡の周年記念で優勝して波に乗っている石渡選手。6号艇には2年前の覇者である井口選手が控えていました。
1枠の森高選手はコンマ18のスタートを決めて先マイ。バックストレッチで万全の態勢を築き、そのままゴールしました。
「まだ若いし、おっさんではないんで。マスターズチャンプと言われてもピンとこなんいで。」とコメントしていた46歳の森高選手。

自身、約5年半ぶり5回目のG1戦制覇、また四国勢(森高選手は香川支部)として初のマスターズチャンピオン制覇に、顔をほころばせていました。
2026年(第26回)マスターズチャンピオン
2026年(第26回)のマスターズチャンピオンは、4月21日(火)~26日(日)にかけて開催中です!
2026/4/25 準優戦
4/24(金)までの予選の結果、準優戦は以下のメンバーで争われます。
10R
- 石渡 鉄兵
- 中澤 和志
- 福島 勇樹
- 菊地 孝平
- 平田 忠則
- 辻 栄蔵
11R
- 瓜生 正義
- 原田 幸哉
- 服部 幸男
- 田中 信一郎
- 益田 啓司
- 赤岩 善生
12R
- 池田 浩二
- 上平 真二
- 白井 英治
- 杉山 正樹
- 坪井 康晴
- 齊藤 仁
初日ドリーム戦を快勝した池田選手が勢いそのまま、予選首位通過を果たしています。2位通過は瓜生選手会長、3位通過は”江戸川”鉄平です!
今回の出場メンバーにはSG優勝者が29人も参加しており(過去最多)、まさに実力派ベテランが火花を散らしています。
なお、開催場がボートレース宮島ということで注目された地元・広島支部のドン、西島義則選手は今期3本目のFを切ってしまい賞典除外。
また、住之江の周年記念・太閤賞を優勝して波に乗っていたレジェンド・松井繁選手も予選突破はなりませんでした。
なお、モーター抽選では、池田浩二選手が2連対率42.9%(7位)、今垣光太郎選手が42.7%(8位)、石渡鉄平選手が40.8%(11位)、そして西島義則選手が40.4%(12位)の上位機を引き当てています。
初日ドリーム戦の結果
4/21(火)12Rに開催されたドリーム戦は、以下のメンバーで争われました。
1号艇を務めたのは昨年同様に池田浩二選手でしたが、見事にイン逃げを決め、結果は1-4-5。3連単は¥1,970でした。
- 池田浩二(愛知支部・48歳)
- 中辻崇人(福岡支部・49歳)
- 白井英治(山口支部・49歳)
- 中島孝平(福井支部・46歳)
- 守田俊介(滋賀支部・50歳)
- 菊地孝平(静岡支部・47歳)
出場選手
出場選手(52名)を登録番号順に並べると次の通りで、一番古い番号は西島義則選手(3024)になります。一方、一番新しい選手は4614番の石倉洋行選手(1980年3月生まれ)。
3024 西島 義則
3159 江口 晃生
3388 今垣 光太郎
3415 松井 繁
3422 服部 幸男
3435 寺田 千恵
3532 柴田 光
3554 仲口 博崇
3556 田中 信一郎
3557 太田 和美
3590 濱野谷 憲吾
3629 浅見 昌克
3716 石渡 鉄兵
3719 辻 栄蔵
3721 守田 俊介
3737 上平 真二
3743 林 美憲
3744 徳増 秀樹
3779 原田 幸哉
3783 瓜生 正義
3822 平尾 崇典
3876 中辻 崇人
3897 白井 英治
3898 平田 忠則
3908 重成 一人
3909 佐々木 康幸
3941 池田 浩二
3942 寺田 祥
3944 山口 裕二
3946 赤岩 善生
3952 中澤 和志
3959 坪井 康晴
3960 菊地 孝平
3978 齊藤 仁
3997 北村 征嗣
4002 古結 宏
4013 中島 孝平
4019 笠原 亮
4024 井口 佳典
4030 森高 一真
4033 伊藤 将吉
4044 湯川 浩司
4050 田口 節子
4051 清水 敦揮
4061 萩原 秀人
4072 森永 淳
4083 福島 勇樹
4084 杉山 正樹
4102 益田 啓司
4136 江夏 満
4137 君島 秀三
4614 石倉 洋行


