賞金王決定戦競走(グランプリ)のルールや賞金額といった基本情報や、日程・オッズ・予想・結果はこちらでまとめていきます。
競艇界の最強を決めるにふさわしいグランプリは、その優勝賞金も最高峰!
競艇選手の誰もが目指すレースですが、グランプリレースへ参加できる選手はたったの18名だけなんですよ。
※2023年の第38回グランプリ/グランプリシリーズについては、下の記事をご覧下さい
グランプリのルール
グランプリは、年間の獲得賞金ランキング上位18名が参加できる競艇界の最高峰のレースのこと。
この18名でトライアル戦(1st・2nd)を戦い、最終日12レース目に行われる優勝戦に進出できる6名を決定します。
出場資格について
グランプリの出場選手は、1月1日から競艇チャレンジカップの最終日までの獲得賞金ランキング上位18名から選抜されます。
ただし、獲得賞金額に関わらず出場できないケースや、前年や開催年のレースの内容によっては選出から除外されることもあります。
出場できない選手
- フライング休みが前検日を含み開催期間とかぶっている
- 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けている
- 負傷や病気により辞退した選手
選出から除外される選手
- 前年の賞金王決定戦~開催年の競艇王チャレンジカップのSG優勝戦で選手責任によるスタート事故を起こした
- 開催年のオーシャンカップ~競艇王チャレンジカップのSG準優勝戦で選手責任によるスタート事故を起こした
ただし、グランプリ出場権のある賞金ランキング上位18名に関しては、下記の罰則からは除かれています。
- SG競走の準優勝戦におけるスタート事故者への罰則
- SG競走の優勝戦におけるスタート事故者への罰則
特例で出場できる選手
- フライング休みが前検日を含み開催期間とかぶっていても、選考期間内における獲得賞金ランキングが21位以内の場合
グランプリレースの日程
賞金王決定戦の勝者を決めるグランプリレースは、毎年12月に開催されます。
日程は大体18~20日を初日にして、6日間にわたり行われます。
初日・2日目
トライアル1stとして、獲得賞金ランキング7~18位の12名の選手が2レースずつ走り、得点上位6名がトライアル2ndへと進みます。
3~5日目
トライアル2ndとして、獲得賞金ランキング1~6位の6名と、トライアル1stの上位6名を合わせた12名の選手が3レースずつ走り、得点上位6名が賞金王決定戦へと進みます。
6日目(最終日)
トライアル2ndの上位6名で、賞金王決定戦を行います。
また、トライアル2ndの下位6名による順位決定戦も同日に行われます。
着順別の賞金額
※2023年12月更新
着順 | トライアル1st | トライアル2nd |
---|---|---|
1着 | 50万円 | 59万円 |
2着 | 39万円 | 47万円 |
3着 | 31万円 | 38万円 |
4着 | 25万円 | 33万円 |
5着 | 21万円 | 30万円 |
6着 | 18万円 | 28万円 |
着順 | 順位決定戦 | 優勝戦 |
---|---|---|
1着 | 1,900万円 | 1億1,000円 |
2着 | 1,150万円 | 4,800万円 |
3着 | 840万円 | 3,400万円 |
4着 | 580万円 | 2,500万円 |
5着 | 470万円 | 2,300万円 |
6着 | 410万円 | 2,100万円 |
賞金王決定戦1着の賞金額は1億1,000万円!
この優勝賞金は、競輪グランプリの1億3,000万円の次に高額の賞金で、実に世界で2番目の賞金額なんですよ。
ちなみに、1億円台という大台の賞金額を設けたのは競艇が先で、これはギネスにも認定されています。
2016年~2018年の日程・結果まとめ
※2023年の第38回グランプリ/グランプリシリーズについては、下の記事をご覧下さい
2016年(ボートレース住之江、12月20日~12月25日)
着 | 枠番 | 選手 |
---|---|---|
1 | 1 | 瓜生正義 |
2 | 4 | 石野貴之 |
3 | 2 | 菊地孝平 |
4 | 6 | 辻栄蔵 |
5 | 3 | 桐生順平 |
6 | 5 | 松井繁 |
2017年(ボートレース住之江、12月19日~12月24日)
着 | 枠番 | 選手 |
---|---|---|
1 | 1 | 桐生順平 |
2 | 2 | 井口佳典 |
3 | 3 | 峰竜太 |
4 | 6 | 菊地孝平 |
5 | 5 | 毒島誠 |
6 | 4 | 石野貴之 |
2018年(ボートレース住之江、12月19日~24日)
着 | 枠番 | 選手 |
---|---|---|
1 | 1 | 峰竜太 |
2 | 5 | 毒島誠 |
3 | 3 | 白井英治 |
4 | 2 | 井口佳典 |
5 | 6 | 菊地孝平 |
6 | 4 | 岡崎恭裕 |
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