
惜しくもグランプリを逃した選手により競われる、賞金王シリーズ戦(グランプリシリーズ)。
ボートレース界の最高峰のレースにして、全ての競艇選手の目標である賞金王決定戦(グランプリ)と同じレース場で、同時に開催されます。
これら2つのSGが、2025年は、12月16日(火)~12月21日(日)にかけて、「ボートレース住之江」で開催されました。

この記事では、グランプリシリーズのレース概要や過去の優勝者、直近の優勝者・レース結果などをご紹介します。グランプリについてはこちらの記事をご覧ください。

グランプリシリーズとは

ご存知の通り、グランプリは、その年に多く賞金を稼いだ最上位のボートレーサー達による、ボートレース界最高のSG競走です。
一方、グランプリシリーズは、惜しくもグランプリを逃した上位選手により競われるSG競争です(具体的には、1月1日~11月のチャレンジカップ最終日までの賞金ランキング上位60名のうち、19位~60位の選手)
なお、グランプリには、トライアル(1st・2nd)という2つの予選がありますが、グランプリシリーズには、3日目にグランプリのトライアル1stの下位6人(2ndに進めなかった選手)が合流するため、難易度がぐっと上がります。
グランプリ組は、点数的にも、シリーズ戦出場組より恵まれているので有利です。

1st出場選手は、2日目まで全て1回走りなので、初日から参加しているシリーズ戦の選手とレース数を合わせるため、1st出場選手だけのレースが3日目に組まれます。
この「1st下位6名だけのレース」も、少しだけ点数的には有利なので、このレースで1着となった選手が、グランプリシリーズをリードすることが多いです。
なお、グランプリシリーズの賞金金額は2,000万円になります!(2025年度)
過去5年の優勝者
グランプリシリーズは、グランプリ同様に2025年で40回目の開催となり、過去5年の優勝者は以下の通りです。
| 開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
| 2025年(第40回) | ボートレース住之江 | 毒島誠 |
| 2024年(第39回) | ボートレース住之江 | 前田将太 |
| 2023年(第38回) | ボートレース住之江 | 深谷知博 |
| 2022年(第37回) | ボートレース大村 | 宮地元輝 |
| 2021年(第36回) | ボートレース住之江 | 新田雄史 |
参考:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/record/list?category=1800
2025年(第40回)の優勝は毒島誠選手

2025年(第40回)のグランプリシリーズは、2024年のMVP・毒島誠選手が優勝。2024年12月のグランプリ以来となる、通算10回目のSG制覇となりました。
12/19(金)までの予選、さらに12/20(土)の準優戦の結果、12/21(日)の優勝戦は以下のメンバーで争われることになりました
- 毒島誠
- 磯部誠
- 宮地元輝
- 新開航
- 山田康二
- 井口佳典
予選トップ通過を果たした毒島選手が、準優戦も逃げを決めて、順当に優勝戦1号艇をゲット。
一方、磯部誠選手・宮地元輝選手はグランプリのトライアル1st敗退組ですが、シリーズ戦に回って2号艇・3号艇をそれぞれ確保していました。
優勝戦では、3号艇・宮地元輝選手がピット離れで遅れ、5号艇・山田康二選手が3コースを奪取。
4対2のスタートとなりましたが、毒島選手は動じることなく、コンマ12のトップスタートを決めて1マークを先マイ!
「ペナルティが重いので、スタートに緊張した。起こし位置に集中していたので、レースを楽しむ余裕がなかった」とレース後にコメントした毒島選手。
バックストレッチで他艇を突き放して、そのまま逃げて通算10度目のSG優勝を達成しました!
2024年のMVPを獲得して意気揚々と2025年度に入った毒島選手ですが、前期にフライングを2本切ってしまい、「苦しい時もあった」とのこと。
「ファンと接する機会もあって力をもらったし、感謝の一年だった」と、苦しいながらもファンに支えてもらったことを明かしていました。
フライングに伴う出走不足のため、2026年1月からはB2級に降格する毒島選手。
「苦しい位置からのスタートとなるが、ベストを尽くしたい。一般戦も売れるよう、盛り上げていきたい」と前向きにコメントしていました。
なお、2着には4号艇・新開航選手、3着は6号艇・井口佳典選手が入り、3連単1-4-6は2,730円でした。
