
競艇には、一定の優秀な成績を収めた選手に対して与えられる「ゴールデンレーサー賞」という表彰制度があります。
現在、ゴールデンレーサーは合計13人が認定されており、今後は誰が表彰されるのか気になるところです!

この記事では、「ゴールデンレーサー賞」の概要、現在のゴールデンレーサーと候補者、「ゴールデンレーサードリーム戦」について詳しく解説していきます!
「ゴールデンレーサー賞」とは

「ゴールデンレーサー賞」が創設されたのは、2019年のこと。
この賞を取得するには、次の1~3の条件全てを満たさなければなりません。
1つ目の条件は、「BOATRACE振興会会長賞メダル」を24個以上授与されていること。
このメダルは、以下のレースの優勝戦に出場すると、1つ授与されます。
- GRANDE5競走(クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ)
- グランドチャンピオン
- オーシャンカップ
- チャレンジカップ
- マスターズチャンピオン
- 各競艇場の周年記念開催
優勝でなく、優勝戦に出場が条件なので、少し簡単そうに思われるかもしれませんが、どれも最高峰のレースにつき、優勝戦に出場すること自体のハードルが高いです。
2つ目の条件は、GRANDE5優勝戦における、BOATRACE振興会会長賞の1着から3着までのメダルを3個以上授与されていること。
GRANDE5は、いわゆる「競艇5大レース」であり、ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ。
要は、これらのレースの優勝戦で、3位以内に3回入らなければならないということです!
GRANDE5は、そもそも優勝戦に進出することが非常に難しく、「3位以内が3回以上」というのは、相当な強豪選手でないと達成できません。
3つ目の条件「適切な品格を保ち、他の模範となっていること」は、例えば以下に該当したとき、ゴールデンレーサーの名称使用を一時停止されるようです。
- SG競走の優勝戦において、ボートレーサー責任によるスタート事故を起こしたとき
- ゴールデンレーサーとして適切な品格が保たれていないと判断され得る事象が発生した場合
要は、ゴールデンレーサーが大きな問題を起こした場合、(一時的に)表彰をはく奪するために設けられている条件のようですね。
現在のゴールデンレーサー
2025年9月現在、合計13人の選手が、ゴールデンレーサーとして表彰されています(参考サイト)
- 2019年:白井英治、峰竜太、菊地孝平、井口佳典、桐生順平
- 2020年:瓜生正義、毒島誠
- 2021年:平本真之、茅原悠紀
- 2022年:石野貴之、馬場貴也
- 2023年:篠崎元志
- 2024年:吉川元浩
2019年以降、毎年数名の選手が条件を満たして表彰を受けています。
なお、植木道彦選手や野中和夫選手など、競艇界のレジェンド達の名前がないことを疑問に思われるかもしれませんが、この賞は2014年以降のレースしか条件にカウントされません。

GRANDE5は2014年4月以降、マスターズチャンピオン・周年記念は2015年4月以降、グランドチャンピオン・オーシャンカップ・チャレンジカップは2020年4月以降が、達成条件の対象になっています。
次にゴールデンレーサーになるのは?
それでは、次にゴールデンレーサーの表彰を受ける可能性がある選手は誰なのでしょうか。
候補選手は、①1つ目の条件は達成しているが2つ目の条件を達成していない選手、②2つ目の条件は達成しているが1つ目の条件を達成していない選手、の2パターンあります。
①にあたるのは松井繁選手、新田雄史選手、山口剛選手、辻栄蔵選手、坪井康晴選手であり、今後、GRANDE5競走において優勝戦で3着以内に1~2回入れば、条件達成となります。
②にあたるのは寺田祥選手、中島孝平選手、篠崎仁志選手であり、今後、上に書いたレースの優勝戦に出場してメダルが24枚になれば、条件達成となります。
ゴールデンレーサードリーム戦
このゴールデンレーサー、単なる名誉なのかと思いきや、実はそうではありません。
以下の競走・競走場を対象に、「ゴールデンレーサードリーム戦」というレースに出場することができます!!
- ゴールデンレーサー6名が出場する周年競走初日のドリーム戦
- 出場するゴールデンレーサー6名のうち、いずれかの地元場
この「ゴールデンレーサードリーム戦」の完走選手には副賞品が贈呈され、なんと1着には金40g、2着~6着には金20gが贈呈されるんです!
このレースは、施行者と競走会・振興会と協議のうえ「年間1~2回」開催されるとのことですが、実際は2023年から年1回ペースで開催されており、2025年10月に第3回が開催されました。
第1回
第1回は、2023年10月のびわこの周年記念・びわこ大賞の初日(10月1日)12Rに開催されました。
以下のメンバーで争われ、結果は1-2-6でした。
- 馬場貴也
- 菊地孝平
- 井口佳典
- 桐生順平
- 平本真之
- 茅原悠紀
第2回
第2回は、2024年8月の芦屋の周年記念・全日本王座決定戦の初日(8月1日)12Rに開催されました。
以下のメンバーで争われ、結果は5-1-3でした。
- 瓜生正義
- 白井英治
- 石野貴之
- 峰竜太
- 毒島誠
- 篠崎元志
第3回
第3回は、2025年10月の蒲郡の周年記念・オールジャパン竹島特別の初日(10月5日)12Rに開催されました。
以下のメンバーで争われ、結果は1-2-5でした。
- 平本真之
- 吉川元浩
- 馬場貴也
- 白井英治
- 井口佳典
- 瓜生正義

競艇では、このゴールデーンレーサー賞のほか、「グランドスラム」「24場制覇」「ボートレース殿堂」など、様々な表彰制度が設けられているんですよ!

