この記事では、常滑競艇場(ボートレースとこなめ)の観光&グルメスポットなどの情報をまとめています。
常滑競艇場の特徴やレース予想、オッズ情報、ライブ動画やレース結果などについては、こちらの記事をご覧ください。
常滑競艇場あれこれ
1953年に開設された常滑競艇場。実は、常滑市の隣の半田市に、同じ1953年に開設された半田競艇場というボートレース場があり、競合となっていました。
しかし、1959年に愛知県・三重県に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風で、半田競艇場は壊滅的な被害を受けて、廃止されてしまったそうです。このような経緯から、半田市は常滑競艇場でのレース施行権を一部保有しており、半田市開催のレースもあるようです。
そんな常滑競艇場ですが、2021年に新スタンドがオープンしました。そのため、中は他の競艇場と比較すると?びっくりするほどにキレイです。
常滑競艇場のマスコットキャラクターから市の公式マスコットに出世したという、トコタンの名前を冠したホール(トコタンホール)も併設されていますね。
フードコートはこんな感じで、とてもこざっぱりして、過ごしやすい雰囲気です。同じ1Fにはカフェのプロント(E PRONTO mini)も出店しています。
競艇ついでの観光は「やきもの散歩道」がオススメ
常滑といえば、日本六古窯の一つに数えられる常滑焼の産地として知られています(常滑、瀬戸、信楽、備前、丹波、越前)。平安時代には既に「古常滑」と呼ばれる壺や瓶があり、およそ千年の歴史があるそうです!
常滑競艇場のすぐ近くには、窯業で栄えた昔の街並みが今も残っており、「やきもの散歩道」という散策ルートが整備されています。
常滑駅の構内にある常滑市観光プラザでマップがもらえますが、この散歩道に沿って歩いていくと、常滑焼にゆかりの深いエリアを見て回ることができます。
この散歩道、非常にオススメで、古い窯や煙突が点在し、まるでジブリ映画に出てきそうなノスタルジックな風景が広がっています(なお、「泣きたい私は猫をかぶる」という、このエリアを舞台にしたアニメがあるようです)。
散歩道は陶磁器会館からスタートし、廻船問屋・瀧田家、土管坂、登窯広場、神明社など、見どころがいっぱいです。
なお、散歩道にはとこにゃんという巨大招き猫が設置されていますが、こちらは前述のトコタンとは別物のようですね。
少し離れたところには、陶芸研究所、またINAXライブミュージアムという土・やきものの魅力を体験・体感できるミュージアムがあります(INAXは、LIXILの前身の一つであり、もとは伊奈製陶所という常滑の会社でした)。
常滑焼を購入したい場合、「やきもの散歩道」に点在するショップのほか、少し離れたところにあるセラモールという専門店街、イオンモール常滑などでも手に入るようです。常滑駅にある常滑市観光プラザでも少し売っています。
常滑市について
また、空港対岸の知多半島側には、上でも触れたイオンモール常滑があります。「ワンダーフォレスト きゅりお」というエンターテイメントパークが併設されており、アスレチックフィールド、カートサーキット、アイススケートリンク、スーパー銭湯などがあります。
その他、めんたいパークとこなめ、コストコホールセール中部空港倉庫店なども立ち寄りたいスポットですね。
ちなみに常滑は、数々のSGで優勝し、賞金王にも輝いた、競艇ファンなら誰もが知っている池田浩二選手(愛知支部所属)の出身地です!冒頭の写真でも、スクリーンの横に看板が出ていますね。
その他、ソニーの創業者の一人、盛田家十五代当主の盛田昭夫氏も常滑市が故郷で、「盛田昭夫塾」という施設があります。元経団連会長の平岩外四氏、女優の中野良子さん、ザ・ピーナッツの2人なども、常滑の出身です。