競艇予想サイトは上手く使えば予想の助けになりますが、数も多く、初心者にとってはどのサイトを利用すれば良いものか悩ましいところです。
中には質の低い予想サイトもあり、利用には注意が必要です。
この記事では、「ブルーオーシャン」という予想サイトを取り上げて、検証してみました!
ブルーオーシャンの特徴
「ブルーオーシャン」は、もともと競艇記者を15年もしていたというMr. オーシャンなる人物が、プロフェッショナルな競艇予想を届けてくれるというサービスです。
元記者だからこその暴露話など、無料コンテンツが充実。無料予想には「オリジナル見解」のほか、「進入予想」の解説などもあり、図で見られるので非常に分かりやすいです!
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ブルーオーシャンの予想を検証
それでは、実際にブルーオーシャンの予想の精度について検証していきましょう。
下記は、2024/2/5に津で行われた一般戦11Rの出走表です(右側がブルーオーシャンの予想)。
上記ですが、ブルーオーシャンは、あまり予想しやすいとはいえないレースを選んでいるようにみえます。
予選最終日であれば、勝負掛けが予想される選手の動向などを予想に生かすことが多いですが、このレースはその1日前の予選3日目。また、主催者側の配慮で、5~6Rあたりに予想しやすい番組構成がなされることが一般的ですが、今回は第11R。
しかも、飛びぬけた選手がおらず、全員が5点台のB1級・A2級選手。
これでは、誰を軸にすればよいか迷うところです。しかし、出走表をよく見て見ると、1人だけ注目すべき選手がいることに気づきます。
それは、3号艇の選手。B1級選手で全国勝率は5.82ですが、当地勝率は6.30と跳ね上がっています。さらに、2連対率が50%、3連対率に至っては75%もあり、津競艇場ではA1級レベルの選手であることが分かります。
津競艇場は1マーク周辺が非常に広く、自在に動けるのが特徴。この選手は、その特徴を生かした走りが得意らしい・・・と見当が付けられます。差し・まくり差しが非常に上手いのでしょう。
ブルーオーシャンもこの点に注目しており、予想6点のうち5点までは3号艇がからんだ組み合わせになっています。
また、1号艇のA2級選手も、当地勝率が全国勝率を上回っており、津競艇場は得意だと思われます。
つまり、このレースの軸は、1号艇と3号艇。一見どんぐりの背比べに見えますが、よく出走表を読み込んでみると、この2艇を軸にすべきことが分かります。
あとは、4号艇が普段の成績を上回る結果を今開催で残しているので、モーターが良いか、ペラが当たったかと見るべきです。道中では、前の艇を抜いてくる可能性が高いことでしょう。
1号艇がイン逃げに成功した場合、2番手は差して届かずの3号艇、また好調の4号艇のどちらかが2着と考えるのが妥当です。但し、3号艇が差し・まくり差しで攻めてきそうであり、1-3-4は不要です(差し・まくり差しが決まった場合、まくりと違って外の艇は置いいかれ、イン側の差された艇が残る)。
一方、3号艇の差し・まくり差しが決まったら、4号艇のまくりは不発となり、外の5号艇・6号艇は考えなくても良くなります。好調の4号艇は道中の追い上げが可能ですが、5号艇・6号艇は自ら動くしか手がありません。イン艇の良さを考えると、なかなか難しいと考えられます。
ブルーオーシャンは、1号艇のイン逃げと、3号艇のまくり差し成功の、両者を上手く織り込んだ予想をしていると言えます。なお、1号艇のイン逃げが決まったら低配当ですし、3号艇のまくり差しが決まったら高配当が予想されるため、投資資金も4:1という配分にしています。
さて、注目の結果ですが、3号艇のまくり差しが見事に決まり、1着は3号艇。2着は差された1号艇、3着は追い上げてきた4号艇で、3連単は3-1-4。3,190円の高配当になりました。
3号艇の当地勝率を見逃さなかった、ブルーオーシャンの見事な予想と言えるでしょう。