競艇予想サイトは上手く使えば予想の助けになりますが、数も多く、初心者にとってはどのサイトを利用すれば良いものか悩ましいところです。
中には質の低い予想サイトもあり、利用には注意が必要です。
この記事では、「SIXBOAT」という予想サイトを取り上げて、検証してみました!
SIXBOATの特徴
「SIXBOAT」は、現地からスピーディにリアルタイムの情報を仕入れている点をウリにしています。なんでも、情報の仕入れに仲介は使わず、情報元との関係を重視しているところが特徴だとか。
サイト利用方法、投票の仕方、プランの相談も含めて、初心者のサポート体制が充実しています。
無料情報が毎日公開されており(定休日除く)、ログインでポイントがGET可能。
登録費・年会費は無料で、LINEの友だち追加で登録できます。登録特典として1万円分のポイントがもらえます。
SIXBOATの予想を検証
それでは、実際にSIXBOATの予想の精度について検証していきましょう。
下記は、2024/2/3に下関で行われた一般戦3Rの出走表です(右側がSIXBOATの予想)。
7日開催の6日目であり、既に準優戦メンバーも決まっているため、いわゆる消化レースです。
しかし、SIXBOATがこのレースをピックアップしたのには、理由があると考えられます。それは、6号艇のA1級選手の存在でしょう。
単にA1級というなら3号艇もA1級ですが、よく成績を見ると、6号艇の選手の当地勝率は8.00、2連対率は66.67%、3連対率は88.89%!全国勝率は6点台ですが、下関ではSG級の選手といえます。
でも6号艇では勝てないのでは?と思われるかもしれません。しかしこの選手、本開催の初日にも6号艇から出走して3着に入っています。つまり、下関に来たら、何号艇であっても高確率で舟券に絡んでくるといえます。
1レースだけダンプ失敗により膨らんでしまい6着があったため、準優戦進出はなりませんでしたが、消化レースのメンバーであれば、必ずや上位に来るでしょう。
そして、6号艇が3連単に絡んだ場合、必ず高配当になります。つまり、このレースは、6号艇に下関ならSGクラスという選手が入ったことにより、穴狙いが出来るレースなのです!
その他は、1号艇と、準優進出を決めてる4号艇の選手にも注目。下関はこれが初出走という選手ですが、2/3/5/2/6/1/3/2という成績。41歳のベテランで、準優戦は意識せずに走ってくれそうです。
2号艇の選手は、勝率2.13の21歳の若手ですが、準優進出を決めています(12Rの6号艇)。後に重要なレースを控えている場合、事故を起こさないよう慎重になる選手と、「そんなことは関係ない」とばかりに普通に走る選手がいますが、貴重な準優戦進出の機会のため、ここは無理をしないでしょう。
5号艇の選手は、勝率4点台で今開催は全くダメ、という状況ですので除外して良さそうです。
となれば、1・4・6の3点を軸に、A1級である3号艇を多少押さえれば良いことになります。
そして、6号艇が1着をとるには、4号艇がまくりを打つのが必須条件ですが、これまでのレースを見る限り、4号艇の選手は1回もまくりを打っていません。これまでの勝ち方は全て差し・まくり差しで、差し主体の選手です。ならば、6号艇の1着はなさそうと見ることができます。
しかし、6号艇の勝率・2連対率・3連対率を考えると、外す訳にはいきません。そうなると、以下のような展開が想像できます。
- 1号艇のイン逃げ成功、3号艇または4号艇が差しで続き、道中、6号艇が追い上げて3着
- 4号艇のまくり差し成功、1号艇が差されて2着、道中、6号艇が追い上げて3着
SIXBOATの予想では6点を挙げていますが、このうち6号艇が絡んでいる組み合わせが特に有力です。3号艇はA1級だから候補になっていますが、今開催はパッとしません。つまり、1-4-6、4-1-6の2点だけでも十分勝てる可能性があることになります。
結局、このレースは、イン逃げ成功で、4号艇が差して届かず2着。6号艇が道中ものすごい追い上げで3着となり、3連単1-4-6で2,770円でした。
このレース、よく考えれば相当に絞れるレースだったことがお分かりだと思います。除外して考えてOKな選手が2人もいるので、実質的に4艇、更に3号艇の不調を考えれば、3艇に絞れるレースでした。
その点、SIXBOATの着眼点は見事と言えるのではないでしょうか。