この記事では、2024年のボートレースのCM、テーマソング、また過去に放送されていたCMなどについて詳しく解説していきます!
競艇のイメージを担うCM。それに起用されるタレント達やアーティストの曲は、大きなインパクトがあり、競艇人気にも影響しています!
2024年の最新CM
現在のボートレースCMは、2021年から連続したストーリー仕立てになっており、キャッチフレーズは以下の通りです。
- 2021年:「Splash ボートレーサーになりたい!」
- 2022年:「アイ アム ア ボートレーサー」
- 2023年:「アイ アム ア ボートレーサー」
- 2024年:「ボートレース だれもが躍動するスポーツ」
2024年は、ボートレース=「年齢も性別も関係なく活躍できるスポーツ」という点を強調しているとか。
2021年から続くストーリーは、神尾楓珠さん演じる「カミオ」というキャラクターを中心とした物語になっています。
2021年は、競艇選手を目指す「カミオ」が、養成所で訓練に励む物語でした。2022年は養成所を卒業し、中村獅童さん演じる「シドウ」を師匠として、先輩たちにもまれながら新人として活躍。2023年は周囲と切磋琢磨しながら、若手レーサーとして成長していく姿が描かれました。
そして、2024年シリーズは、2023年シリーズから5年後ぐらいの設定とのこと。
それでは、2024年シリーズの出演キャラクター(6名)をみていきましょう!
※2023年シリーズに登場していた、遠藤エミ選手がモデルの「キョウコ」(長谷川京子さん)、「まくり姫」高田ひかる選手+元水球選手・倉持莉々選手を合わせた「オウリン」(王林さん)は登場しません。
「カミオ」(神尾楓珠)
2021年のCMシリーズから連続して出演しており、ボートレーサーになり成長する姿が描かれているヤングレーサー。ストーリーの主人公的な位置づけです。
過去シリーズと比べて、成長してたくましくなった「カミオ」。新たなライバルである「ナコ」の出現に、闘志を燃やす姿が描かれます。
「シドウ」(中村獅童)
2022年シリーズから、「カミオ」の師匠役として出演しています。2024年シリーズでは白髪が混じり、一層ベテランになっています。
ボートレース界のレジェンドであり、「年齢的な衰えを経験と技術でカバーして、依然としてバリバリのトップレーサー」という設定ですが、松井繫選手ではなく今村豊氏(2020年引退)がモデルみたいですね。
「フジモリ」(藤森慎吾)
2023年シリーズから登場。「水上のエンターテイナー」という設定であり、演じるのはオリエンタルラジオの藤森慎吾さん。西山貴浩選手がモデルです。
ファンサービスに力を入れる一方、根は真面目で、努力家。ボートレース界を盛り上げるために派手に振る舞っている、というキャラクターです。
「スズ」(山之内すず)
2023年シリーズから、メンタル強めの「あざとかわいいお嬢様レーサー」として登場した「スズ」。
2024年シリーズでは、結婚して「ママになったあざとかわいい女子レーサー」という設定になっています。2児の母であるトップ女子レーサー・平山智加選手などをイメージしているようですね。
「ノリコ」(江口のりこ)
2024年シリーズから新しく登場したキャラクターで、「変化を恐れず、進化を続ける一流女子レーサー」という設定です。
今回シリーズ第1話は、このベテラン女子レーサー「ノリコ」に、レジェンド「シドウ」が敗北するという場面からスタートしました。
「ナコ」(矢吹奈子)
同じく2024年シリーズから新しく登場したキャラクターで、「シドウ」が期待する新人女子レーサーという設定です。
性別・年齢が関係なく活躍できる競艇界に、自分の名前を刻みたいというキャラクターであり、2024年のキャッチフレーズを体現しているように思います。
これらのキャラクターが織りなす物語が、全12話で放送予定です。
2024年の競艇のCMソングは?歌っている歌手は誰?
2024年の競艇CMのテーマソングは、SHISHAMOの「最高速度」という曲です。
SHISHAMOは3人組ガールズバンド。
2023年とまた印象ががらっと違って、ボートレースにぴったりな熱くてカッコイイ曲です!
なお、2023年は、フレデリックの「スパークルダンサー」という曲でした。
「のってけ!のってけ!のってけ!のってけ!」という印象的なサビは、一度聞いただけで耳に残りましたよね。
過去のボートレースCM、CMソングなど
ボートレースのCMは1990年代から放送されるようになり、最初は選手が起用されていました。しかし、慣れていないため不器用で、ぎこちなさが目立った印象でした。
1993年に ロックバンド・SHOW-YAのボーカルである寺田恵子さんがCMキャラクターを務めて以降は、主にタレントが起用されるようになりました。
1999~2001年は役所広司さん、2002~2003年は遠藤久美子さん、2004~2007年は優木まおみさん、2008~2009年は和田アキ子さん、2010~2013年は南明奈さん、2014年は渡辺直美さん、2015~2016年はすみれさん、2017年からは渡辺直美さんが再登板しました。
南明奈さんの活躍
南明奈さんが猫に扮したアッキーニャは人気が高く、ボートレースCMのイメージがだいぶ明るいものになったように思います。
4年間も務めた南明奈さんですが、降板の理由として囁かれているのが、CMの人気とは裏腹に、現場での南明奈さんの評判があまり良くなかったとか。
南明奈さん自身が競艇に対する勉強や、情報発信などに協力的な姿勢を見せていなかったことから、CMを降ろされてしまった・・・との噂があるようです。
すみれさんの時代劇風CM
すみれさんのCMは、忍者に扮して悪人を斬るというインパクトあるものでした。南明奈さんと同じくイメージアップに貢献しましたが、2年で降板しています。
現場サイドの発表では、すみれさんから体調不良を理由に降板の申し出があったとか。突然の降板に大慌てだったようです。
一方、すみれさん側は、体調不良などと言った覚えはなく、現場サイドから契約更新はしないと言われたとの説明で、内容が食い違っているのが気になります。
渡辺直美さんとボートニャー
南明奈さんの降板後、渡辺直美さんがCMに起用され、ボートニャーというグループが作られました。
6人のキャットウーマンがマスクで顔を隠し、妖艶な踊りを披露するというものでしたが、時とともに1人ずつマスクを取り、素顔を公開していくという内容。
まずはシルエットでバレバレだった渡辺直美さんがマスクを取りました。次にマスクを取った青のキャットウーマンは、東宝芸能の青山恵梨子さん(特技はダンス)で、話題になりました。
渡辺直美さんは、すみれさん降板のあと再びCMキャラクターを務めていますが、急な降板で調整がつかず、再登板となったのかもしれませんね。
渡辺直美さんのCMは、ロックに合わせてギターを振り回すという、ビジュアルからパフォーマンスまで派手なものでした。
使われていたギターは、ボディはボートの形、6本の弦は6艇に見立てたカラフルな弦が張られた特注品でした。「欲しい!」と思ったファンも多かったのではないでしょうか。
過去のCMソング
競艇のCMソングは、昔から有名アーティストの楽曲が使われています。
夏や海から水を連想させるTUBEや、歌唱力に定評のある小柳ゆきさん、Do As Infinityなど。
また、和田アキ子さんがCMに起用されていた間は、自ら歌われていたこともありましたし、女性歌手のBENIがベートーベンの「悲愴」をアレンジした曲を歌っていたときには、渡辺直美さんも歌唱に参加したりしていました。
他の公営競技では、競馬が大レース前にCMをよく流しますが、それ以外はほとんど見かけません(競輪が開催地のローカルTVで、選手出演のCMを流したことがありますが・・・)。
常に凝ったCMを流しているのは、ボートレースだけの試みとも言えますね!
こういった凝ったCMを流すことで、新しいファン層の獲得につながり、ボートレース人気が高まっているのかもしれませんね!
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