埼玉県にありながら都内並みに交通の便が良く、新宿から埼京線に乗れば乗り換えなしで約20分戸田公園まで行けます。
都内の他の競艇場よりはるかに便利です。周囲は新興住宅地や高層マンションが多く、観光は他の市へ足を伸ばした方がいいかもしれません。
観光ならば同じ埼玉の川越、飲食店はFC店が多いので、競艇で儲かった方なら、ご当地名物浦和のウナギはいかがでしょうか? 最高のグルメですよ。

戸田の花火は全国でも有名

戸田競艇場の場内にはキレイで豪華なフードコートが用意されています。
そして吉野家の牛丼が食べられる競艇場は全国でもここだけです。

府中の東京競馬場にも吉野家が入っているようですが、牛丼を食べるとツキが回ってくるという方には是非お勧めです。
場内にイベントホールやキッズルームのほか、理髪店が入っている珍しい競艇場です。
また、食べ物ではありませんが、名物といえば毎年8月には「戸田、板橋の花火大会」が行われます(残念ですが今年は新型コロナのために中止になりました)。
荒川を挟んで2か所同時にするので、合計1万発以上打ち上げられるこの花火は東京でも3本の指に入ります。
オリンピック会場として整備された戸田

ところで、戸田公園と言えば漕艇場です。
1964年の東京オリンピックのボート競技の会場になったことで有名ですが、実はその前の1940年、幻のオリンピックの会場として整備されたのが最初です。
その後、1954年にコースの西端に競艇場が作られましたが、オリンピック開催のため3年ほど競艇が休止され、再開が危ぶまれたのですが、オリンピックの翌年からレースが再開され、60年の歴史を刻んでいます。
戸田公園駅から無料送迎バスが運行
競艇場から一番近い駅がJR埼京線の戸田公園駅です。
ただ、駅から歩くと30分くらいかかりますから、無料の送迎バス(約5分)が運行しています。
戸田が市になったのは東京オリンピック後で、埼京線の開通以来、高層マンションが急激に増え、人口が10万人を越えました。
住宅地が主なので、観光スポットは戸田公園以外には有名な場所は少なく、大きなイベントも花火くらいです。
市内のスポットは「天然戸田温泉 彩香の湯」、「彩湖・道満グリーンパーク」くらいですから観光を兼ねて旅打ちを考えているならば、市外の方がお勧めです。
ただ、埼京線が出来てからは東京の新宿からでも20分程度ですから、とても交通の便利な場所にあります。
更に競艇場へは戸田公園駅以外にもJRの川口駅や都営地下鉄三田線の高島平駅、東武東上線の成増駅から無料の送迎バスが出ています。
車を利用する場合は東京外環道や首都高5号線から直ぐなので便利です。大型の無料駐車所も用意されています。
観光なら川越がおすすめ
周辺で観光するなら、大宮の「鉄道博物館」がおすすめです。
地方にお住まいの方なら是非一度は行きたい場所です。
ぶらっとお散歩ならば川越でしょう。

「時の鐘」や「喜多院」、「蔵造りの街並み」、「菓子屋横丁」も楽しいです。
お土産は川越の紫芋のお菓子、また、全国的に有名なゼリー「彩菓の宝石」も喜ばれますよ。
お買い物なら入間市の三井アウトレットパーク、都心から一番近いアウトレットです。
野球なら東京ドームもいいですが、所沢のメットライフドームへ行けば西武ライオンズの公式戦が楽しめます。
戸田なら他のレース場とのはしごが出来る
折角、埼玉に来たのならば競艇だけでなく、オートレースの川口オート(西川口)とかけ持ちはいかがでしょう。
意外に川口オートに行った帰りと言う人が多いようです。リベンジには最高の環境です。
また、南浦和には地方競馬の浦和競馬場もあります。
食べるものはこれと言った名物も見当たりませんが、戸田の市内には飲食のフランチャイズや居酒屋のチエーン店ならば殆んどのお店があります。
肩のこらないお店選びならば池袋や新宿にでないでも十分満喫できます。場内の吉野家も忘れずに!