
魚谷香織(うおたに・かおり)選手は、 2005年のデビュー以来、堅実な走りと高い技術で活躍する競艇選手です!
「美しすぎるママさんレーサー」と呼ばれるほどの美人で、結婚相手は同じくボートレーサーの青木幸太郎選手。
もちろん、ルックスだけでなく、デビューから約20年近くキャリアを積み重ね、トップクラスの選手として活躍を続けている実力派です!

この記事では、長年にわたり女子競艇をけん引してきた魚谷香織選手について、詳しく紹介していきます!
魚谷香織選手とは?経歴や出身は?

魚谷香織(本名:青木香織)選手は、1985年4月26日生まれ。
山口県下松市の出身で、福岡支部に所属するA1級選手です。
- 血液型はAB型
- 登録番号は4347
- 96期で、同期は平本真之・新田雄史・篠崎元志など
身長155cm、体重46キロ。
美人ボートレーサーとして知られており、その実力と人気の高さは誰もが認めるところです!
部活はハンドボール→岩崎芳美選手を見て競艇選手を志す
魚谷選手は、中学・高校時代はハンドボールの選手として活躍し、高校時代にはインターハイにも出場しています。
しかしながら、山口県立華陵高等学校在学中、岩崎芳美選手の女子王座決定戦の優勝を見て、競艇の世界へ進むことを決意。

ちなみに、やまと競艇学校時代に、現在の夫である青木幸太郎選手と「ほぼ同期」(1期上)という形で出会っています!
初勝利はデビューから1か月後

魚谷選手のデビューは2005年、徳山競艇場での一般戦。
そして、デビューから約1ヵ月後には初勝利。6コースからの見事なまくりでした。
2008年の「JAL女子王座決定戦競争」では、G1初出場ながら、初日の第1レースで勝利。
同年8月、びわこ競艇場「オール女子戦 アクアンビューティー選手権」で初優勝を飾りました。
2009年、徳山競艇場の地区スター候補生に選出、2009年7月にはA1級に初昇格(現在はA2級)。
2019年のG3オールレディース以降は優勝から遠ざかっていますが、過去3回G3優勝実績があるベテランレーサーとして、コンスタントな活躍を続けています。
2024年12月には転覆した際に膝付近を剝離骨折して心配されましたが、約2カ月の休養後、2025年2月のスピードクイーンメモリアル(PG1)で復帰しています。
旦那さんは青木幸太郎選手!

2010年11月、同じボートレーサーである青木幸太郎選手(95期)と入籍。
プロポーズが、競艇場での公開サプライズプロポーズだったことも話題になりました!
青木選手の印象としては、彼女は最初から「ちょっとチャラいけど気になる存在」だったようです。
一方、青木選手は全く記憶になかったそうです(笑)。
選手になってから数年後、イベントで一緒になった魚谷選手を見て、「こんなかわいい子が学校にいたかな?」と驚いたとか。
それもそのはず、彼女はやまと競艇学校当時、五厘の坊主頭にしていたのです・・・

まるでマンガみたいな話ですね!!
結婚後、何度か夫妻対決レースも実現しており、競艇ファンを喜ばせています!
なお、魚谷選手は山口出身につき山口支部に所属していましたが、結婚を機に、青木選手が所属する福岡支部に移りました。
三人目の子供を出産後もレーサーに復帰
魚谷選手は結婚後、2011年の鳴門の周年記念「大渦大賞」を途中帰郷。同年秋から産休に入りました。
現在、2012年に生まれた長男・丈虎(たけとら)くん、2017年に生まれた長女の美輪(みまる)ちゃん、そして2020年に生まれた次女の「はんな」ちゃんの三人の子供がいます!
それぞれ出産前に産休に入っていますが(その際、出走回数などの影響で降格しています)、三人目を出産した後も、ちゃんとレーサーとして復帰。
再び第一線で活躍を続けているのは、「すごい」の一言ですね!
「引退」というキーワードが出てくるのはなぜ?
「魚谷香織」を検索しようとすると、「引退」が関連ワードとして出てきますが、魚谷選手は現役です。
これは、2024年12月に49歳で電撃引退した魚谷智之氏(SGを3度制覇、2007年MVP)の検索データに影響されていると考えられます。
なお、上でも書いた通り、魚谷香織選手の旦那さんは青木幸太郎選手。魚谷智之氏とは苗字が同じだけで親族ではありません。
イン戦よりまくり・まくり差しが得意
ここで、魚谷選手のレースの特徴を紹介しましょう。
彼女はイン戦よりもセンターからのまくり・まくり差しが得意なようで、前づけやインを取りに来ることはなく、枠なりのスタートが多いです。
一方、ターン技術がモノをいう差しは苦手なようです(自分でも課題だと話しています)。
モーター整備については、女子選手は苦戦することが多いですが、魚谷選手は節内にモーターを立て直してくることが多く、整備の技術は高い方だと思われます。
平均スタートタイミング(ST)はSGレベルの選手と比べるとやや遅いですが、スタート事故(フライング)は比較的少ないので、スタートを苦にするタイプではないようです。
女子リーグ戦では常に優勝候補の一人に挙げられ、相手が誰でも、どこのコースからでも舟券に絡んでくる力を持っています。
美しすぎるママさんレーサー

美人ボートレーサーランキングなどでは、常に上位ランクに入ってくる魚谷香織選手。
でも既婚者なので、「美しすぎるママさんレーサー」というのが彼女のキャッチフレーズです。
※若いころの「かわいい」から、40代になると「美しすぎる」と言われるようになっています。
ただし、美しいだけで実力が伴わなければ注目されないのが勝負の世界。
三度の産休があってもA級をキープするなど、美しいだけでなく実力もあることが人気の秘訣ですね!!
ちなみに、現在は更新が止まっているようですが、小池礼乃選手といっしょに「ツイにこ日記」というオフィシャルブログを運営しています。

今後も「美しすぎるママさんレーサー」、魚谷香織選手の活躍に注目しましょう!G2以上のビッグタイトル獲得にも期待がかかります。

