女子選手の躍進が目立つ近年のボートレース界ですが、大人気の女子競艇選手の1人に守屋美穂選手がいます。
守屋選手は、2024年のレディースオールスターなど、G2を計4回制覇。
実力派レーサーであり、遠藤エミ選手に続き、次にSGを制覇する女子選手の有力候補としても注目されています!
美人レーサーと取り上げられることも多い守屋選手。プロフィールやこれまでの経歴、またプライベートにまで迫ってみます!!
守屋美穂選手のプロフィール
守屋選手は、1989年1月生まれ。身長は153センチです。
岡山県倉敷市出身で、県立の倉敷商業高校を卒業後、実家がレース場から近く、父親の勧めもあって、やまと競艇学校に入学。優秀な成績で卒業しました。
所属は地元の岡山支部。登録期は101期(登録番号は4482)であり、篠崎仁志・片岡雅裕・後藤翔之選手らと同期です。
2007年11月に尼崎競艇場でデビューし、結果は6着でした。同年12月に初勝利し、デビュー22戦目で水神祭となりました。そして2013年2月、デビュー1000戦目で初優勝を飾っています。
その後、産休を挟んで、レースに復帰。
2018年11月の「レディースチャレンジカップ」(G2)、翌2019年の男女混合戦「モーターボート大賞」(G2)などで優勝を飾ります。
2020年1月の「オールレディース江戸川女王決定戦 KIRINCUP」(G3)で31歳の誕生日に優勝したことで話題になりました。
2022年2月、さらに2024年5月に開催されたレディースオールスター(G2)では、いずれもファン投票1位という結果に応えて、見事に優勝しています!
2024年5月のレディースオールスター優勝で、通算のG2優勝回数は4回となりました。
「ここぞ」というときにしっかり勝利を収めており、スター性のある選手であることが分かりますね!
ボートの安定感
守屋選手のレースでの印象は、そのボートの安定感。1コースの3連対率は95%を超えます。
平均STはコンマ18で、どちらかというと慎重な方ですが、不利なコースからも平均以上の数字を出してくる自在の攻めが彼女のセールスポイント。
全速スタートの質の高さ、ターンの上手さで勝ち星を稼いでいるといえます!
イン戦でポイントを稼ぎ、不利なコースでも着実に連対を決めて、優勝争いに食い込んで来る総合力が、彼女の強みだと思われます。
「怪力美人レーサー」の素顔は!?
守屋選手は常に賞金ランキングの上位にいる実力派ですが、その容姿やルックスでも大人気で、美人女子レーサーランキングにもよくランクインしています。
そんな見た目とは裏腹に、なんと高校時代は女子ウエイトリフティングの選手だったそうです。2006年の高校選手権大会では48キロ級で優勝したとか!
そのため、「怪力美人レーサー」などと呼ばれたこともありますが、今は「イーグルヴィーナス」とキャッチフレーズが付いています。
なお、2023年のボートレースCMに出てくるキャラクター・「スズ」(山之内すず)のモデルは守屋選手でした。(遠藤エミ選手がモデルの、女子で初SG制覇した「キョウコ」に触発される役)
お兄さんは守屋大地選手!
さらに、実兄である守屋大地さんも競艇選手であり、B1級のレーサーです!
大地選手は1986年3月生まれで、美穂選手の3つ年上ですが、登録期は109期なので、デビューは美穂選手の方が先ですね。
守屋選手のプライベート、結婚は?
守屋選手の好物は、親子丼・オムライス・生クリームたっぷりのスイーツ。嫌いなものはシイタケとピーマンだそうです!
遠征先での楽しみはドラマを見ることで、ポータブルテレビを持ち込んでいるようです。お気に入りは福士蒼汰・坂口健太郎・田中圭などのイケメン俳優だとか。
なお、2013年7月、岡山支部の先輩である山口達也選手(97期)との結婚を「女子王座決定戦」の前夜祭で発表、話題になりました。
2016年には、第一子が誕生しています。
その後、2020年5月のYouTubeの番組内で、離婚したことを公表(詳しい理由は明らかにしていません)。
なお、登録名はずっと「守屋美穂」のままです。
再婚の噂もよく取り沙汰されていますが、本人はきっぱり否定しており、現時点では可能性としては低そうです。
フライング休みはいつまで?
上で書いた通り、守屋選手は2024年5月のレディースオールスターで通算4度目のG2制覇を達成。2022年に続いて、ファン投票1位の期待に応えました。
しかし、その後の5月のSG・ボートレースオールスター準優戦で痛恨のフライング(F)。
守屋選手は、もともと4月の児島の周年記念(G1)準優戦でFを切ってしまい、7月1日から60日間のF休みに入り、休み明けから半年(2025年1月30日まで)G1・G2を除外される予定でした。
これに加えて、今回のオールスターでの罰則期間が6カ月間追加されてしまい、2025年7月30日までG1・G2に参加できなくなってしまいました。
これにより、2025年2月に開催される新設PG1・スピードクイーンメモリアルも出場できなくなり、残念がっているファンも多そうです。
F休みは残念ですが、果敢に攻めた結果。女子戦のビッグレースはもちろん、混合戦も含めて、今後いっそうの飛躍を期待したいです。