
舟券を買う時はまず、一番有利な1号艇が勝つかどうかを考えると思います。
このとき、2号艇は一体どういう戦い方をするのか?そもそも2号艇が得意な選手はいるか?など疑問に思ったことはありませんでしょうか。
2コースは、1コースの次に全体的な勝率が高く、1着になりやすいコースです。
そして、オッズもまずまず高めにつきやすいため、攻略して予想を的中させれば、収支がプラスになりやすいです!

この記事では、2コース進入の場合の勝ち方や予想パターン、勝率が高い選手などを紹介します!2コースの特徴を抑えていきましょう!
2コースでの決まり手は?
2コースは1コースの次に内側になるコースで、1コースと3コースに挟まれる形になります。
1コースは先にターンを回っての逃げでの勝ちになりますが、2コースの場合では勝ちパターンが変わってきます。
近年のレースにおいては、若手選手などがターンで握ってくることも多くなり、2コースからでもまくる傾向が増えています。
2コースの決まり手であったオーソドックスな差しの一点張りではなくなってきていることから、予想するときは差すかまくるかの見極めが重要なポイントになります。
2コースの選手がどう攻めてくるか、艇国データバンクなどの出走データを参考にするといいでしょう。
2コース軸の展開
2コースを軸にした予想を組み立てるには、1コースの逃げとは異なり、展開を読む必要があります。
決まり手で触れたように、2コースは差しかまくりが決まり手です。
なので、2コースの選手がどちらで攻めてくるかで、買い方が変わってきます。
差しだと2-1、まくりだと2-4または2-5あたりの出目の可能性が出てきます。
「3コースは2着に絡んでこないのか?」と思われるかもしれませんが、3コースはスロー枠の外から握って攻めるパターンが多いです。
1コースは先にターンを回りながら、3コースを警戒する構図になりやすいことから、2-3の出目の傾向は低いものがあります。

もちろん、出走表、他コースの選手の実力や節間成績などで、全くないとは言えません。
また、「2頭」は固そうだけど、2着の予想がつかない場合、2-全-全という買い方もあります。
この買い方は、2の1着だけ当てれば必ず的中しますが、2の1着を外すとひどい結果になってしまいます(もちろん、2頭が人気オッズだと、トリガミになる可能性も)。
2コース巧者は?(2025年9月時点)
まず「コース別勝率」の一般的な考え方をご紹介しておきます。
こちらのモデル(桐生順平選手)をご覧ください。

ほぼ全ての選手に当てはまることは、1コースの1着率が一番高いということです(例外は、6コース専門の小川晃司選手などだけ)。
そして、2コース~4コースまでの勝率は、高い人でも20%台がせいぜい。
5コースは10%台、6コースは1桁%台というのがイメージです。
上の例の桐生選手は、バリバリのSG常連選手であり、数値も高めですが、それでも全体的な傾向からは逸脱していません。
A2→B1→B2と級が下がるほど、全体的な数値は下降していきます。
2コース巧者は?
そんな中、2コースを得意とし、勝率が高い選手を紹介したいと思います。
今回は2コースの1着率が30%を超えている選手を抽出する、という方法を試してみました。
そうすれば2コースの得意な選手があぶりだせるはずだからです。

この表では、33名が抽出されてきました(2025年9月時点)。
1位の小川晃司選手は、6コースまくり専門の選手で、3走して3勝なので明らかに例外です。
また、2位の阿波勝哉選手も、長い間まくり専門でしたので、例外と見て良いでしょう。
そのため、3位の田口節子選手以降は、峰竜太選手などを始め、「本当に2コースが上手い選手」とみて良いと思われます。
そして、注目すべきは2連対率で、33位の池田浩美選手でも50%もあります。
つまり、このメンバーは、2コースに入れば3回に1回は1着、残りの2回のうち1回は2着である、ということになります。
さすがにA1級の選手が多いですが、A2以下の選手も散見されます。
4位に入った浅田千亜希選手はB1ですので一般戦にしか出ませんが、実は3コース・4コースでも上位に入っており、明らかに2コース~4コースが得意という選手です。
一般戦で見かけたら買ってみる価値のある選手と言えるでしょう。
なお、こちらの記事では「3コース巧者」「4コース巧者」についてご紹介していますので、併せてご参照ください!



