競艇は６艇が出走し、１コースから６コースに進入して競走します。インが有利な競技のため、なるべく１コースに近いコースの進入を主張します。各コースによって勝ち方や予想パターン、コース別で勝率が高い選手などあるため、コース別での予想をここでは考えたいと思います。
１コースでの決まり手は？勝ちパターンについて
１コースは一番最内のコースです。右隣に２号艇以下（待機行動の進入によって並びが変わる場合あり）が並びます。
競艇は反時計回りに回ってレースするため、１コースの選手がスタート後の最初の第１ターンマークを他より先に回れば１着をとりやすいです。
その理由としては１コースの艇がスタート遅れない限り最初にターンできるポジションであり、また他の艇の引き波にハマったり超えたりすることがない点や艇との接触が少ないなど勝てるメリットが様々あるからです。
６コース以外の他の艇は両隣に挟まれ接触の可能性が高く、そして１着になるには１コースの艇より前に出てまくるか引き波を超えての差し又はまくり差すかになるため１コースより勝つ要素が難しくなります。
１コースではこれらの要素が少ないため、しっかりとしたスタート、そしてモーターが良ければ勝ちやすくなります。決まり手は、先にターンして逃げることから“逃げ”になります。
ちなみに逃げでの勝ちパターンの想定は全艇スタートが揃っている状態であることで、スタートでどこかの艇が遅れてしまっていたりバラバラの場合では１コースの逃げが崩れやすくなります。１コースの勝率が高いのはもちろんですが、過信しすぎには気をつけましょう。
１コースからの予想とは？
予想する側から見ると１コースは予想が立てやすく、頭の軸にしやすいことが良いところです。
なので競艇予想初心者でも、まずは１頭から考えやすく予想を組み立てやすいメリットがあります。
一方で難しい点は２着を予想するところかと思います。１コースの逃げに続くのはどの選手になるかというところですが、残り５艇から予想を絞らないと収支をプラスにすることはできません。
１コースの対抗で人気のある選手で堅めを狙うのか、または中穴ぐらいを２着にするのか。対抗で１コースに続く人気がある選手の方が２着に来やすいのはありますが、何が起きるかわからないのが競艇であり２着を絞る点は難しさはあります。
それでも１頭から予想が一番的中しやすいパターンなので、競艇予想の基本であると覚えておくといいでしょう。
１コースでの勝率が高い選手とは？
１コースは１着をとりやすいが故に人気が集中しやすく、確実に勝ってくれるというプレッシャーが選手にはつきものです。
それでも１コースの勝率が高い選手はデータで出ており、得意なコースだと思って知っておくと予想の参考になるはずです。
静岡支部 徳増秀樹選手
まず１コースでの実績といえば静岡支部の徳増秀樹選手です。徳増選手は昨年の１コースでの勝率が全選手の中でトップでした。
１コースで安定して成績を残し、予想する方も徳増選手のインなら買えると信用した結果が高勝率に表れているのでしょう。
福岡支部 西山貴浩選手
続いて福岡支部の西山貴浩選手も自身で逃げは得意と言っているように、１コースの勝率は徳増選手に続くぐらいで高めに出ています。
佐賀支部 峰竜太選手
また佐賀支部の峰竜太選手はどのコースからでも舟券に絡むことができる選手のため、１コースの勝率も高いです。
各選手のコース別の成績など検索すればいくらでもデータが出ており、他にも１コースでの勝率が高い選手はいます。お気に入りの選手を見つけて参考にするのも楽しいと思いますよ。