今回は先人たちが発見した投資方法、いわゆる競艇必勝法というものを解説していきます。
競艇をするからには、やはり舟券を当てて元金を増やしたいものですが、実際にはそう上手くいくものではないですよね。
そこで、先人達が発見した投資方法を参考にしつつ、元金を増やすための必勝法というものを考えてみましょう。
競艇必勝法はあるのか?
競艇初心者が陥りやすい考え方として、すべてのレースで舟券を当てようという誤った認識をもってしまいがちです。
そもそも、全レースで舟券を的中させることなんて現実的に考えてありえません。
例えば、競艇場に行って12Rすべてで舟券を購入するとします。
しかし実際には、そのうち半分の6Rで的中させることも不可能に近いです。
もちろん舟券を大量に購入すれば当てることはできるかもしれませんが、それでは元手がかさんで出費が増えるばかりです。
出費が増えれば舟券が当たっても収支はマイナスになってしまうので、お金をドブに捨てているのと変わりません。
最低限の投資金額で、最大限の効果を上げる。
または、掛け金を工夫することで収支をプラスにする。
このような考え方が、競艇においてはもっとも大事な必勝法になるのです。
的中率に重きを置きのではなく、投資金額の回収率に重点を置くというワケですね。
競艇で使われる投資法
それではここからは、競艇で使われている投資方法を順番に解説していきます。
マーチンゲール法
レースを続ければ続けるほど、的中させることより外れることの方が多くなります。
しかし、これを逆の発想で考えると、舟券を買い続ければいつかは当たるということになりますよね。
この発想を応用したのが、マーチンゲール法です。
マーチンゲール法のミソは、当たるまで買い続けるということです。
具体例を織り交ぜながらご紹介しますね。
たとえば、1Rで倍率2倍の2連単の舟券を買いましたが、残念ながら外れてしまったとします。
しかし、次は1Rで負けた倍の金額を掛け金として、2Rでも2倍の2連単の舟券を買うんです。
1Rで100円なら2Rでは200円。
3Rなら400円、4Rなら800円・・・という風に、倍買いを繰り返すワケですね。
そして、この買い方を続ければいつかは的中し、投資金額の回収率は100%を超えることになるため、収支は絶対にプラスになるという法則です。
つまり、マーチンゲール法を使えば、負けることはないということです。
ただし、当たるまで買い続けなければならないので、大きな元金が手元になければ成立しないことになります。
12Rすべて外れれば、累積金額は40万円を超える大損をすることになりますし、気がつけばあっという間に100万円の大金を失うことになりかねないのです。
確かに理論上では、いつか当たれば収支はプラスになります。
これこそがマーチンゲール法のメリットです。
しかしその一方で、投資金額が莫大になるというデメリットもあるので、メリットとデメリットをしっかり押さえておきましょう。
ココモ法
マーチンゲール法と似た法則に、ココモ法があります。
ココモ法とは、前のレースとその前のレースの合計金額を賭ける投資法です。
例えば、1レースで100円負けたとしましょう。
次の2レースでは、前の1レースの100円を掛け金とします。
次の3レースでは1レースの100円と2レースの100円、合計200円が掛け金になります。
そして、4レースでは2レースの100円と3レースの200円の合計300円が掛け金になります。
この規則を利用して当たるまで繰り返すのが、ココモ法という投資法です。
持ち出した例を見れば、マーチンゲール法の掛け金とは若干異なるのがおわかりになると思います。
また、マーチンゲール法はオッズが2倍以上必要なのに対し、ココモ法は3倍必要になるので、この点も違いの一つとして理解しておきましょう。
ココモ法のメリットとしては、マーチンゲール法より軍資金が少なくて済むこと。
ココモ法もマーチンゲール法同様に当たるまで続けるのが前提条件ですが、その際の掛け金がマーチンゲール法よりも少なくて済むため、財布にはやさしいとの声が多いですね。
ただ、これはあくまでマーチンゲール法と比較しての話であって、負けが続いて掛け金が膨らんでしまった場合には、莫大なお金が一瞬にしてなくなることには変わりありません。
舟券を買い続ければいつかは当たって回収率が100%を超えるのは、ココモ法もマーチンゲール法も同じ理屈ですが、これはあくまで理論上の話であり、損出額が膨らむ可能性があることを理解しておく必要があります。
今回はマーチンゲール法とココモ法の2つを解説しましたが、いずれにしても負けた掛け金を取り戻せ、尚且つ回収率が100%を超えることが魅力的に感じるようですね。
リスクを理解する
的中率よりも回収率が大事なことは説明した通りです。
大きなリターンを期待したいならば、掛け金を増やさなければなりません。
100円のところを1000円。
200円のところを2000円というように、掛け金が増えれば当たった時の配当金も増えていきますが、その分だけ軍資金も必要になってきます。
軍資にある程度の余裕がなければ、投資と言える回収率重視の買い方ができず、長期的にみて競艇で勝ち続けるのは難しいでしょう。
一攫千金を狙って有り金の全てをつぎ込む・・・といった行き当たりばったりの舟券の買い方は、投資ではなくただの浪費です。
まとめ
競艇や競馬といったギャンブルの必勝法を求めて、先人たちは今までに様々な投資方法を応用してきました。
その中でも有名な投資法が、今回紹介したマーチンゲール法とココモ法です。
この2つの法則を使えば、理論上は損出が出ないことになります。
しかし、これらの投資法を繰り返すことで資金がショートするといったリスクもはらんでいます。
もしあなたが資金に余裕があれば試してみるのもいいかもしれませんが、リスクを十分に理解したうえで実践してくださいね。
どんな買い方をするにせよ、的中率よりも回収率を重視して、長い目で見て回収率が100%を超えるような投資をしていくことが重要です。
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