皆さんは競艇で舟券を買う時、便利なボックス買いは活用していますか?
レースの展開予想が難しいレースの場合や、高配当パターンになっても取りこぼしたくない場合。
また、3連単など買い目の点数が多くて選ぶのが大変な時には、ボックス買いを利用すれば簡単に舟券が購入できるんですよ。
ボックス買いとは?
ボックス買いとは、複数の艇を選ぶだけで全通りの組み合わせを選択できる買い方のことです。
例えば、3艇を選んだ時の3連単の買い目は「1-2-3」、「1-3-2」、「2-1-3」、「2-3-1」、「3-1-2」、「3-2-1」の6点。
これを3艇選んでボックス買いを選択するだけで、簡単に購入することができます。
組合せをひとつひとつ買っていく手間が省けるため、投票締め切りまで時間が迫っていてもパパッと買えるのがメリットです。
ただ、競艇場でマークシートを使って購入する場合は複数の買い目を自動で選択出来てしまうことで、買い目の点数が何通りあるのか実際に購入する段階まで分かりません。
点数が分からなければ必要な投資金額も分からないので、ボックス買いをした時の買い目の点数計算方法はこの記事で覚えておいてしまいましょう。
なお、オンラインで舟券を購入する場合は金額を入力する段階でそれぞれの買い目が表示されるため、投資金額がいくら必要なのかわ分かります。
買い目は全部で何通り?
ボックス買いは選んだ艇の数によって全通りの買い目を選択するため、点数が決まっています。
「3連単/2連単/3連複/2連複・拡連複」の点数計算方法を、順番に解説していきますね。
3連単
選んだ艇の数×(選んだ艇の数-1着になる艇の数)×(選んだ艇の数-1着と2着になる艇を除いた数)=点数
3連単の必要点数の計算方法は上記の通り。
これだけだとイマイチ分かりづらいと思うので、具体的な例を持ち出して考えてみましょう。
選んだ艇が3つだった場合は「3×(3-1)×(3-2)=6」と、買い目は6点となります。
ちなみに、3連単の組み合わせは最大120通りなので、6艇すべてを選んだ場合は「6×(6-1)×(6-2)=120」という計算式になりますね。
2連単
選んだ艇の数×(選んだ艇の数-1着になる艇の数)=点数
2連単の必要点数の計算方法は上記の通り。
こちらに関しても、3連単と同じように例を持ち出して考えてみましょう。
選んだ艇が4つだった場合は「4×(4-1)=12」と、買い目は12点となります。
あえて計算する必要もないですが、6艇すべてを選んだ場合は「6×(6-1)=30」(※2連単の最大組み合わせ数)となりますね。
3連複
3連複の1組は3連単で6組分の買い目を含むので、3連単の点数を6で割ると算出できます。
2連複・拡連複
2連複は2連単の点数を半分にするだけで点数を計算でき、拡連複も6艇中2艇が当たればいい考えということで、2連複と同じになります。
4艇ボックスとは?
4艇ボックスとは、6艇の中から4艇を選んでその組み合わせを全通り買う方法のこと。
競艇は6艇で競走するものなので、2着または3着以内に入る艇を当てればいいんです。
4艇ボックスは6艇いる中で来ないであろう2艇を切る考え方ができるため、予想がしやすいと言えます。
オススメの活用法
4艇ボックスのオススメ活用法としては、レース予想が難しい場合。
- 1着になる艇が絞れない時
- SGやGⅠなど実力者が集まり、予想しきれない時
- 組み合わせの中の高配当パターンを取りこぼしたくない時
- レース条件が悪く、荒れそうな時
こういった状況下では、下手に絞り込むよりも広く買えるボックスがいいでしょう。
また、ギャンブル大好きタレントの蛭子能収さんがオススメする、「蛭子買い」という3連単4艇ボックス買いも有名ですね(笑)
4艇ボックスのデメリット
4艇ボックスに限らず、ボックス買いという方法にはデメリットがあります。
それは、マークシートを使ったボックス買いでは資金配分が出来ないこと!
1枚のマークシートで全通りをまとめて買うため、1点あたりの投資金額を設定することしかできません。
つまり、「均等買い」になってしまいます。
そして、均等買いの最大デメリットは、「トリガミ」の危険が付き物ということ。
せっかく的中したのに、配当金額が投資金額を下回ってしまえば負けですよね。
しかし、オンラインで購入する場合は、買い目それぞれの投資金額を調整できますよ。
ボックス買いはオススメ?
まず第一前提として、ボックス買いは堅いレースにはオススメできない買い方と言えます。
なぜなら、堅いレースをボックス買いした場合、トリガミとなる事が多く回収率が低くなってしまうから。
このことから、回収率も考慮して高配当になる可能性があるレースに限定してボックス買いをするのがオススメです。
また、「蛭子買い」のように、よく出る出目を調べてボックス買いするのも面白いかもしれませんね。
マークシートの書き方
競艇のマークシートは2種類あり、連勝式の通常用と流し・ボックス買い用とで分かれています。
この専用マークシートに、以下の項目にチェックを入れます。
- 開催場
- レース番号
- 式別(買い式)
- ボックス投票欄の艇番号
- ボックス投票欄の金額
間違えて流し投票の欄にチェックを入れないよう、十分気を付けてくださいね。
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