今回は6艇の中で最も攻め手となる3コースの勝ち方や予想パターン、勝率が高い選手や得意選手などを紹介していきたいと思います。
3コースが攻めて1着になると、出走表によりますがオッズが高くついて荒れる可能性が高くなり魅力あるコースです。3コースを攻略して大きい舟券を勝ち取りましょう。
前回の記事
3コース軸での決まり手は?
3コースはセンターコースで枠番通り前付けがなければ、スロー枠の一番外になるコースです。
また、4コースのカド受けになるコースでスタートで3コースが失敗すればダッシュコースの艇に飲み込まれることになりやすいコースでもあります。
まくり・まくり差し
そんな3コースの決まり手はまくりかまくり差しです。まくりはスタートで伸びていくことが欠かせず第1ターンマークまで伸び切った状態でいければ1、2コースを一気にまくっていけます。
3コースはまくりが基本
3コースではまくりがオーソドックスな勝ち方で女子選手ではこの勝ち方がほとんどです。
そしてもう一つの決まり手であるまくり差しは、逃げる1コースと差しの2コースの間を針の穴を通すように突き抜ける攻め方です。
まくりの場合はスタートでトップスタートを切り伸びきれば一気にまくっていける状況ですが、まくり差しとなると特に高度なターン技術と瞬時な判断、風向きなどあらゆる要因がはまらないと決めることができません。そのため女子選手ではまくり差しを決めれる選手が少なく、決まり手はまくりが多いのも特徴です。
3コース軸の展開は?
3コースを軸にした予想を組み立てる場合は、3コース攻め手の選手がまくり差しのパターンかまくりかを予想することがポイントなのと、1コース2コースがスタート凹みそうな選手やモーターの場合などといった状況のときが3コースの1着が繋がりやすいです。
3コース軸の買い目
買い目はまくり差しだと3ー1ー流がオーソドックスで、スタートが揃っていてもまくり差しが可能な選手なら上手く1号艇と2号艇の間を突き抜けることがあります。
まくりの場合だと1コースと2コースが凹んだ時や3コースの艇の行き足が良好だとまくりやすくなり、まくりに続いてダッシュコースの艇が展開を突いてくる可能性が高くなるので3ー5ー流または3ー6ー流があり得やすい買い目です。
万舟が狙える買い目
出走表にもよりますが3頭は高配当が付きやすく、うまく展開を予想すれば万舟を手にすることができるコースです。
とくに3ー5ー流や3ー6ー流は、かなり高いオッズが付きやすいため、1日の負けが立て込んでいても一気にプラス収支にすることができる出目です。3コースはまくり差すかまくりかを予想では抑えておきましょう。
3コース巧者は?
3コースでの勝率が高い選手、得意選手を紹介したいと思います。
佐賀支部 峰竜太選手
まずは外すことができない選手なのが佐賀支部の峰竜太選手です。峰選手は直近6ヶ月3コースで1着率が約45%と驚異の数字で、3連対率になると約95%とほぼ舟券に絡むこと間違いなしの成績です。
また7月に三国競艇場で開催された第二回全国ボートレース甲子園の優勝戦で見事すぎるまくり差しで優勝したことは印象に残りますが、直近6ヶ月で1着のうちまくり差しが8回とターン技術が圧倒的に誇る峰選手ならではの回数です。3コースの峰選手は強いということを覚えておきましょう。
福井支部 今垣光太郎選手
次に紹介したい選手は福井支部の今垣光太郎選手です。今垣選手は3コースが得意というより3カドで勝負し魅せることで有名なため挙げてみました。
3カドとは通常なら3コースはスロースタートですが、ダッシュに引いて内2艇を飲み込むようにまくる戦術です。
今垣選手は3カドが代名詞といえます。9月3日に住之江競艇場で開催されたG1のドリーム戦で3カドを決めて万舟を弾き出したことは記憶に新しいでしょう。今垣選手の3コース進入にはぜひ注目してみてください。