関東地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2024年は、2月3日(土)~8日(木)にかけて、「ボートレース平和島」で開催されました。
この記事では、関東地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近開催の結果などについてご紹介します。
関東地区選手権について
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください!
関東地区選手権は、群馬支部・埼玉支部・東京支部の3支部の選手が参加。
開催場は、桐生競艇場(群馬)・戸田競艇場(埼玉)・平和島競艇場(東京)・江戸川競艇場(東京)・多摩川競艇場(東京)の5場の持ち回りです!
過去5年の優勝者
過去5年の関東地区選手権の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2024年(第69回) | ボートレース平和島 | 濱野谷憲吾 |
2023年(第68回) | ボートレース江戸川 | 石渡鉄兵 |
2022年(第67回) | ボートレース桐生 | 今泉友吾 |
2021年(第66回) | ボートレース多摩川 | 桐生順平 |
2020年(第65回) | ボートレース戸田 | 永田秀二 |
2024年の優勝者は濱野谷憲吾選手!
2024年(第69回)の関東地区手権は、「東都のエース」こと浜野谷憲吾選手が優勝しました。
2月8日(木)12Rに行われた優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 一瀬明(東京支部)
- 齊藤仁(東京支部)
- 江口晃生(群馬支部)
- 佐藤隆太郎(東京支部)
- 浜野谷憲吾(東京支部)
- 中澤和志(埼玉支部)
1号艇は予選トップ通過の一瀬選手。しかし、平和島は「イン受難水面」と呼ばれるほどにインが弱いので、何らかの決め手を持っていないと平和島では勝てません。
一方、関東地区手権の出場選手の中で一番の平和島巧者といえば、もちろん濱野谷選手。平和島はホームで、知り尽くしています。鋭いまくり差しで攻めてくるため、同じ東京支部のメンバーでも分かっていても止められないようです。
そんな濱野谷選手、今回の優勝戦では5号艇からの出走でしたが、1Mで一瀬選手が前に出るかという瞬間、強烈なまくり差しをねじ込み、一気にトップへ。そのままゴールまで駆け抜けて圧巻の勝利でした。
平和島では歴代最多22回目の優勝となった濱野谷選手。「50歳になってもまだまだ頑張って走るので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしていました。
なお、一瀬選手と2号艇・齊藤選手との2着争いは齊藤選手に軍配が上がり、結果は5-2-1。3連単は¥12,240となりました。
初日・2日目のドリーム戦の結果
関東地区手権はWドリーム戦であり、初日12Rには「トーキョー・ベイ・ドリーム」、2日目12Rには「ピースター・ドリーム」が開催されました。
初日「トーキョー・ベイ・ドリーム」は以下のメンバーで争われましたが、結果は3-1-2。
- 濱野谷憲吾(東京支部)
- 中田竜太(埼玉支部)
- 椎名豊(群馬支部)
- 齊藤仁(東京支部)
- 佐藤翼(埼玉支部)
- 宮之原輝紀(東京支部)
1号艇で人気を集めた東都のエース・浜野谷選手ですが、バックで逃げ態勢に入ったものの、2マークで3号艇・椎名選手に差されて逆転を許しました。
2日目「ピースター・ドリーム」は以下のメンバーで争われましたが、結果は2-4-5。
- 桐生順平(埼玉支部)
- 江口晃生(群馬支部)
- 長田頼宗(東京支部)
- 石渡鉄平(東京支部)
- 関浩哉(群馬支部)
- 大池佑来(東京支部)
12Rのピースター・ドリームは、1号艇の桐生選手がターンミスを起こし、2号艇の江口選手が差しで勝利。
2着には4号艇・石渡選手、3着には5号艇・関選手が入り、3連単は¥84,250の高配当となりました。