関東地区選手権競走は、毎年2月に開催される「地区選手権競走」の1つで、競艇のG1レースです。
2025年は、2月9日(日)~15日(土)にかけて、「ボートレース戸田」で開催されました。

この記事では、関東地区選手権のレース概要や過去の優勝者、直近の優勝者・レース結果などをご紹介します。
関東地区選手権について
毎年2月上旬に実施される「地区選手権競走」は、全国を6地域に分けて、それぞれ別日程で日本各地で6つのレースが開催されます。
※地区選手権競走の概要、予想ポイントなどは下記の記事をご覧ください!

関東地区選手権は、群馬支部・埼玉支部・東京支部の3支部の選手が参加。
開催場は、桐生競艇場(群馬)・戸田競艇場(埼玉)・平和島競艇場(東京)・江戸川競艇場(東京)・多摩川競艇場(東京)の5場の持ち回りです!
過去5年の優勝者
過去5年の関東地区選手権の開催レース場と優勝者は以下の通りです。
開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
2025年(第70回) | ボートレース戸田 | 土屋智則 |
2024年(第69回) | ボートレース平和島 | 濱野谷憲吾 |
2023年(第68回) | ボートレース江戸川 | 石渡鉄兵 |
2022年(第67回) | ボートレース桐生 | 今泉友吾 |
2021年(第66回) | ボートレース多摩川 | 桐生順平 |
2025年の優勝者は土屋智則選手!
2025年(第70回)の関東地区手権は、群馬支部・土屋智則選手が優勝、初の関東チャンプとなりました!
2月15日(土)に行われた優勝戦は、以下のメンバーで争われました。
- 土屋智則(群馬支部)
- 佐藤隆太郎(東京支部)
- 関浩哉(群馬支部)
- 北山康介(東京支部)
- 桐生順平(埼玉支部)
- 島田賢人(埼玉支部)
土屋選手は、予選トップ通過、さらに準優戦12Rでは姉・土屋千明選手との1号艇・2号艇対決を制しての1号艇でした。
土屋選手がコンマ06のトップスタートを決め、1マークに先マイに出たところ、3号艇・関選手がまくり勝負に出るもエンスト失格。そのまま土屋選手が勝利しました。
昨年6月にSG・グランドチャンピオンを優勝した土屋選手ですが、G1制覇については2022年の常滑周年以来、3度目です。
なお、2着は4号艇・北山選手、3着は2号艇・佐藤選手。3連単1-4-2は4,200円でした。
「地区選で群馬のメンバーも多いですからね。グランプリよりも緊張しました」と土屋選手。
「2人が強いですから。忘れられちゃいますからね」と、同じ群馬支部の毒島誠選手・関浩哉選手を意識したコメントもしていました。
なお、2月15日(土)は、元女子プロレスラーであるブル中野さんがゲストで登場。土屋選手にチョコレートを渡していました。
ドリーム戦
関東地区手権はWドリーム戦であり、初日に「ウィンビードリーム」、2日目に「ピースター・ドリーム」が開催されました。
初日12R「ウィンビードリーム」は以下のメンバーで争われ、結果は1-2-5。
- 桐生順平(埼玉支部)
- 関浩哉(群馬支部)
- 長田頼宗(東京支部)
- 椎名豊(群馬支部)
- 石渡鉄兵(東京支部)
- 中田竜太(埼玉支部)
2連対率49.1%の好モーターを引き当てた埼玉エースの1号艇・桐生順平選手が、2024年4月の児島G1でのフライング以来、久々のG1復帰戦を勝利で飾りました。
2日目12R「ウィンクドリーム」は以下のメンバーで争われ、結果は1-3-2。2024年のMVP・群馬のエースの毒島誠選手がしっかり勝利しています。
- 毒島誠(群馬支部)
- 佐藤翼(埼玉支部)
- 土屋智則(群馬支部)
- 齊藤仁(東京支部)
- 中澤和志(埼玉支部)
- 浜田亜理沙(埼玉支部)