あなたは競艇の賞金額がどれくらいかご存知でしょうか?
競艇選手はトップレーサーともなると、その生涯獲得賞金は億を超えるほどの金額になります。
グレードによって様々になりますが、SGやG1戦にもなるとその優勝賞金額は高く、6着までのすべての選手に賞金が出るんです!
そこで今回は、気になる競艇レースの賞金額についてご紹介します。
賞金王決定戦の賞金額は?
競艇という競技には一般戦からグレードレースなど、競馬と同じように競争格付けとして様々なレースがあります。
当然、グレードが高いほどその賞金額も上がっていきます。
その中でも、競艇レースの最高峰に位置する賞金王決定戦にもなると、1~6着までのどれをとってもその賞金額は桁外れ!
その賞金王決定戦を例えに、トライアルレースからの賞金を着順別に見ていきましょう。
着順別の賞金額
着順 | トライアル1st | トライアル2nd |
---|---|---|
1着 | 45万円 | 53万円 |
2着 | 34万5,000円 | 42万円 |
3着 | 27万円 | 34万円 |
4着 | 19万5,000円 | 29万円 |
5着 | 16万5,000円 | 26万円 |
6着 | 13万5,000円 | 24万円 |
着順 | 順位決定戦 | 優勝戦 |
---|---|---|
1着 | 1,600万円 | 1億円 |
2着 | 1,000万円 | 4,500万円 |
3着 | 700万円 | 3,100万円 |
4着 | 500万円 | 2,200万円 |
5着 | 400万円 | 1,900万円 |
6着 | 350万円 | 1,600万円 |
6着でも1,600万円!
賞金王決定戦の優勝戦ともなれば、なんと賞金額は6着でも1600万円!
一般社会人の年収のおよそ3~4倍に相当しますが、賞金王決定戦に出場するまでの道のりを考えたら、そのくらいの価値があるということなのでしょうね~。
そして、優勝すれば1億円と夢のある賞金額ですが、その他のどの着順を見てもすごい賞金額です。
また、トライアルレースですと一般戦とあまり変わらない金額に思えますが、順位決定戦から賞金額が大幅に上がっていることがわかります。
その他、グランプリシリーズの予選ですと6~16万円。
特別戦や準優戦になると9~30万円。
さらに勝ち進み特別選抜戦まで上がると55~180万円と、優勝戦に近づくにつれてその賞金額も高くなっていきます。
グレード別の優勝賞金額
競艇のレースには【一般戦・G3・G2・G1・SG】というように、5つのグレードが存在します。
選手たちは一般戦から勝利点を稼いでいき、様々な条件をクリアしていくことで上位のレースへの参加資格が得られます。
こうした強い選手だからこそ、賞金額も高いものとなっていくのですね。
ざっくりとした紹介になりますが、各グレードのおおまかな優勝賞金を紹介します。
一般戦
一般戦は毎日行われており、優勝賞金は71万円以上となっています。
また、地元戦になると賞金がこれよりも少し高くなるようです。
G3
G3は年間で50回前後も開催される重賞戦で、優勝賞金は100万円以上。
主要なレースとしては、マスターズリーグや企業協賛レースが挙げられます。
G2
G2は出場条件が厳しくなってくるグレードで、優勝賞金は400万円以上。
年に8回程度しかなく、強豪選手が集うレースとなっています。
G1
G1はA1級の選手のみが出場出来るもので、その優勝金額は450~1,200万円。
また、プレミアムG1に分けられるレースの方が、賞金額が高くなっています。
SG
SGは年間8回開催される、競艇界のトップクラスが集まる特別なレースです。
その賞金額は1,600万円から1億円と、非常に幅広くなっています。
一般戦の賞金額について
一般戦はグレードレースに出るまでの下積みレースです。
それでは、この一般戦の賞金額はどのくらいになると思いますか?
一般戦にも予選から優勝戦まで段階があり、進むにつれて獲得賞金も上がっていきます。
しかし、グレードレースとは違って一般戦で賞金が出るのは1~3着までとなっており、競艇場によっても賞金額に違いがあります。
一般戦の4~6着は賞金が出ない
一般戦のレースでは1~3着まで賞金が出ますが、4着以下には無く完走手当のみとなります。
また、完走手当も事故なくレースを走り切った場合に支払われるものであり、完走出来なければ貰えません。
ちなみに、手当と言ってもこれも獲得賞金としてカウントされています。
競艇場による賞金額の違い
先ほど書いた通り、競艇場によっても一般戦の賞金額に違いがあります。
1号賞金場と2号賞金場というように分かれているのですが、この賞金場は競艇場の1年間の売り上げによって振り分けられており、年ごとに変わる可能性があります。
1号賞金場より2号賞金場の方が賞金額は高く、その差は1号賞金場の25%増しとなっています。
着順別の賞金額
着順 | 予選一般戦 | 特賞 | 特選 |
---|---|---|---|
1着 | 91万円 (121万円) | 98万円 (130万円) | 108万円 (143万円) |
2着 | 64万円 (85万円) | 69万円 (92万円) | 77万円 (103万円) |
3着 | 43万円 (57万円) | 47万円 (62万円) | 52万円 (69万円) |
4着 | 29万円 (39万円) | 32万円 (43万円) | 35万円 (46万円) |
5着 | 20万円 (27万円) | 21万円 (29万円) | 23万円 (31万円) |
6着 | 12万円 (15万円) | 12万円 (15万円) | 13万円 (18万円) |
着順 | 選抜戦 | 優勝戦 |
---|---|---|
1着 | 212万円 (279万円) | 640万円 (842万円) |
2着 | 150万円 (197万円) | 435万円 (572万円) |
3着 | 111万円 (146万円) | 345万円 (454万円) |
4着 | 87万円 (114万円) | 294万円 (387万円) |
5着 | 69万円 (91万円) | 269万円 (354万円) |
6着 | 55万円 (72万円) | 256万円 (337万円) |
※1.手当も含んだ賞金額
※2.カッコ内は2号賞金場の賞金額
スポンサー協賛レースは賞金が高い!
企業協賛レースでは獲得賞金に上積みされる形で、一般の賞金額より高くなります。
企業によってその違いは様々あり、賞金の他にも参加賞としてビールなどの商品が付いたりもします。
昔よりも賞金額が下がった?
生涯獲得賞金が億の単位の競艇ですが、これでも一昔前と比べると賞金額は下がっているようです。
主な原因としては売り上げの減少傾向によるものと考えられますが、一部ルールの改変がそれまでの競艇の魅力を下げてしまった事が原因とも言われているようです。
そのため、レースごとの賞金の見直しを繰り返し、賞金の上がったレースもあれば下がったレースもあります。
しかし、SGレースだけは賞金の変更をしないよう努めているようですね。
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