日本には全部で24か所に競艇場があり、どこへ行ってもレースの結果予想をしている予想屋がいます。
予想屋たちも趣味で予想しているのではなく、それを売り物として収入を得ているプロの方たちなのです!
では、予想屋の情報に乗っかれば勝てるのでは?
そんな競艇の予想屋についてまとめてみましたので、見ていきましょう!
予想屋とは?
競艇場にはたくさんの予想屋がおり、これは競艇だけはなく競馬や競輪などでも同じです。
予想屋という言葉にどこか少し胡散臭さを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実は予想屋には【ボートレースアドバイザー】という正式な名前があります。
そして競艇場内にいる予想屋は、各競艇場からきちんとした認可を貰って営業している正式な予想屋なのです。
彼らはそれぞれの独自の考え方や持っている情報からレース展開を予想し、それを聞きに集まるお客さんに向け解説をしていきます。
そして、肝心の予想結果の部分については解説に納得できればお金を払い買い取る仕組みとなっており、購入すると予想結果が書かれた小さな紙をくれるといった形が主流となっています。
個性豊かな予想屋がたくさん!
また、予想屋も個性豊かな方が多く、トーク力や的中率など様々な違いがあることからそれぞれにファンが多くいます。
有名なところですと、平和島競艇場ではマルキンと呼ばれる人気の予想屋がいます。
予想屋の予想は当たるのか?
競艇を専門とし、競艇場より認可を受けて予想を売っている予想屋。
誰もがその的中率が気になるところだと思います。
では、予想屋の予想はどれくらいの確率で当たるものなのか?
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」、やはりレースは生ものといったところでしょうか・・・
予想屋といえど、当然予想通りにはいかないものです。
全レースから的中率が高い日もあれば、その逆に低い日もあります。
完全にアテに出来るほどは的中率も高くはない、と考えておいた方が良さそうです。
紙媒体の予想も同じことが言える
新聞や雑誌などの紙媒体でも競艇の記者による予想が掲載されておりますが、こちらも予想屋と同様に考えていた方が良いと思います。
予想する側も人でありレースをする側も人なので、やはり完全に予想するのは難しいということですね。
しかし、予想屋も適当に予想しているわけではなく、選手やモーターの調子や会場の水面の状況などについてはきちんと理解し予想されています。
素人目には判断がつかなかったりする部分について学ぶことができ、当たりとまではいかずともレース結果に絡む船番はしっかり予想できていることが多いんです。
そういった意味では、予想屋の予想は大変参考になります。
予想の値段はどれくらい?
「プロがお客さんを勝たせようと予想してくれるのだから、やっぱり値段もそれなりなのでは?」
そう思う方もいるでしょう。
気になる予想屋の予想の値段ですが、ずばり1レース100円ぽっきり!
また、全レースまとめ買いの場合は600円と割安になっていたり、まとめ買いしか受けつけていない予想屋もいます。
認可を受けている予想屋の値段は共通
これを安いとするか高いとするかはお客さん次第なのですが、これは全国の認可を受けている予想屋、共通の値段になります。
しかし、認可を受けていない予想屋も多数おり、その金額も100円以上するものが多いです。
競艇場から認可を受けている予想屋は、悪徳な予想屋を排除し健全化を目指したことから存在しているので、その料金も統一されワンコイン程度としているのでしょう。
予想屋の収入源は?
予想屋はどこかの会社に勤めていて、予想はその会社が運営するものなのか?
いいえ、完全なる自営業になります。
予想ひとつ100円という金額、1会場でのレースは1日12レースありますが、すべての人が買ってくれる訳ではありませんし、ライバルの予想屋もたくさんいます。
その中で予想屋も生計を立てていくには、予想を買ってもらう他ありません。
そのためにはしっかりと予想を的中させて、お客さんの信頼を勝ち取らなければならないので、その真剣さはお客さん以上のものだと思います。
この100円の積み重ねが予想屋の収入源となるのですが、予想を購入し見事に的中したお客さんから予想代とは別に、祝儀を貰えることも少なくないようです。
予想代と祝儀が収入源
これらのことから予想屋の収入源は、予想代とご祝儀の2つとなります。
ちなみに、祝儀の金額に関してはレース結果毎に配当が違うので、堅いレースでは配当は低く祝儀はあまり望めませんが、万舟券(競馬でいう万馬券)の予想を当てれば祝儀の金額に期待ができます。
とはいっても祝儀は強制ではなく、その金額も予想を買われたお客さんの気持ち次第なので、確実な稼ぎとはいきません。
長年続けている予想屋も多い
競艇のレースは毎日どこかしらの会場で開催されており、予想屋もそれに合わせて会場を転々としているのである意味では年中無休の商売。
では、その月収や年収はどれくらいのものになるのか気になるところですよね。
しかし、これは予想屋の抱えているファンの人数やその日の競艇ファンの会場入場者数などにより上下することから、具体的な数字を予測することは難しいでしょう。
しかし長年続けられている方は少なくはなく、安定はせずとも生計を立てるには十分な収入を得ている事は予想できますね。
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