3連単は競艇の勝式の中では最も人気があり、1番売れている舟券です。
競艇をする人の中には、3連単の舟券しか買わないという人も多いんですよ。
理由としては平均配当が他の勝式に比べ最も高いということが挙げられますが、3連単が当たる確率や、当たった時の配当はどれくらいか知っていますか?
3連単とは? 的中率は?
3連単とは舟券の勝式のひとつで、正式名称は「3連勝単式」と言います。
この3連単の舟券は、1着・2着・3着になる艇を順番通りに当てることで的中となる買い方。
着順通りに当てなくてはならないことから1番予想が難しい買い方になりますが、的中した時の配当も基本的に1番大きいのが特徴です。
本命で来た場合の平均オッズは約10倍前後、大穴がくれば万舟券は当たり前といった買い方なんですよ。
組み合わせは全何通り?
競艇は6艇で競われる競技のため、3連単の組み合わせは全部で120通り。
このことから、3連単が当たる確率は0.8%(1/120)となり、的中させることが難しい玄人向けの買い方と言えるでしょう。
確率(的中率)の底上げは可能
的中させることが難しいと書きましたが、厳密に言えば120通りの舟券すべての的中率が同じというワケではありません。
競艇は基本的にインコースが有利ですし、選定の階級差や競艇場の得意不得意、モーターといった要素でもレース展開が大きく変わってきますからね。
これらの情報をしっかりと予想に活かすことができれば、確率(的中率)を底上げすることは可能です。
3連単の平均配当
3連単は競艇で1番配当が付きやすい買い方のため、本命の組み合わせでも平均1,000円前後。
また、1番売れる舟券ということもあり、大穴が来た時には5万円前後の高配当になることが多いです。
それらを平均してみると、3連単の平均配当はおおよそ7,000円前後となります。
点数の計算方法
3連単で舟券を購入する場合には最大通り数が多いことから、自分が何点買っているのかわからなくなる時ってありますよね。
この計算がしっかり出来ていないと、「券売機で舟券を買おうとしら予算がオーバーしていた」・・・なんていうこともよくあると思います(笑)
ボックス買いをする時の点数計算方法、流し買いをした時の点数計算方法は個別で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
★ボックス買いの点数計算方法はこちら
⇒競艇のボックス買いとはどんな買い方?オススメ度はどれくらい?
★流し買いの点数計算方法はこちら
⇒競艇の流しとは?点数計算やボックス買いとの違いについて
勝てる買い方を考察!
3連単の的中確率は0.8%(1/120)なので、勝つためには投資を極力抑える必要があります。
そのため舟券の予想では買う艇をしっかりと絞り込む必要がありますが、着順の前後でハズレという悔しい思いはどうしても避けられません。
しかし、買い目を増やしてしまうと回収率がどんどん下がってしまい、せっかく試行錯誤したのに得られる払い戻しが少ないなんてことも。
そこで、いくつかの代表的な買い方を紹介します。
3連単ボックス買い
ボックス買いとは、選んだ艇がどの着順で来ても取りこぼすことなく的中となるように組んだ買い方になります。
「え、じゃあ3連複でいいじゃん!」
という声が聞こえてきそうですが、それは3艇ボックスを組んだ場合の話で、ここで紹介する方法は4艇ボックス。
この4艇ボックスというのは、予想がしやすいというメリットがあるんですよ!
本来の舟券予想は、勝つ選手を予想しますよね?
しかし、4艇ボックスという買い方は「来ない艇を2艇選ぶ」といった逆の予想をします。
4艇まで絞り込むという発想から2艇を切り捨てるといった発想に切り替えることで、舟券購入時の悩みが少なくなります。
この買い方は回収率よりも的中率に寄せたものなので、特に競艇の初心者さんにオススメできる買い方ですよ。
3連単フォーメーション
フォーメーションはレース展開を予想した玄人向けの買い方なので、競艇初心者には聞き慣れない言葉かもしれません。
買い方としては、まずは予想の段階で具体的なレース展開をイメージします。
例えば1着に予想する艇を選ぶ時、1号艇のイン逃げか6号艇の全速マクリ差しが決まると考えたのなら、1着の艇に1号艇と6号艇をマークします。
(「1-?-?」「6-?-?」)
次に、2着に来る艇の展開をイメージします。
イン逃げのパターンなら、2着には4カド4号艇が差しから追走するカタチが濃い、6号艇のマクリ差しが決まった後なら1号艇が追走するカタチと考えたのなら、2着の艇に1号艇と4号艇をマークします。
(「1-4-?」「6-1-?」)
最後に、3着に来る艇の展開をイメージします。
3着の予想は難しいが2~4号艇あたりが競ってくるだろうと考えたのなら、3着の艇に2号艇・3号艇・4号艇をマークします。
すると買い目は、「1-4-2」、「1-4-3」、「6-1-2」、「6-1-3」、「6-1-4」となりますね。
フォーメーションはレース展開から結果までをイメージした予想なので、競艇の全てを楽しむことができる買い方と言えるでしょう。
ちなみに、フォーメーション用のマークシートというものは存在しないので、マークシートで舟券を買う場合には通常投票用のマークシートを複数枚用意して書き込む手間があります。
オンライン投票で舟券を買う場合はフォーメーション投票に対応しているので簡単ですが、競艇場で舟券を買う場合にはマーク箇所を間違えないよう気をつけてくださいね。
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