
「スピードクイーンメモリアル」は、2025年から新しく設置されたレースで、レースタイムが速い女子選手による戦いであり、プレミアムG1(PG1)の1つです。
2026年の第2回は、2月24日(火)~3月1日(日)の日程で、「ボートレース鳴門」で開催されました。

この記事では、スピードクイーンメモリアルのレース概要や過去の優勝者、直近の優勝者・レース結果などをご紹介します。
概要
「スピードクイーンメモリアル」は、8月の「レディースチャンピオン」、12月の「クイーンズクライマックス」に続き、3つ目の女子のプレミアムG1レースとして、2025年2月から開始したレースです。

年間6レースあるプレミアムG1レースについては、こちらの記事をご覧ください。

このレース、スピード自慢の女子選手=スピードクイーンを集めて最速選手を決める、というかなり面白いコンセプトの開催です。
このレースの出場選手は、主に①各競艇場で最速レースタイムを記録した選手と、②各競艇場の推薦選手で構成されます。
①は、全国24ヶ所のボートレース場で、最も速いレースタイムを記録した選手24人です(1着を獲得した3周レースで計測)。
旋回力・整備力次第で、B級の選手にも出場権があるため、通常のグレードレースと比べると出場選手の幅が広がりそうです。
②は、全国24ヶ所のボートレース場からの推薦選手24人です(所属支部の選手を推薦、B2級は除く)。
さらに、①と②のほかに、開催施行者の希望選手4人が参加します。
2025年の初開催の選考期間は、2023年12月〜2024年11月でしたが、冬は気温が低く、モーターの回転が上がりやすいため、選考期間の序盤・終盤の勝負駆けも注目されました。
優勝賞金は1,300万円とかなり高額であり、女子賞金ランキングに大きく影響を及ぼしてきそうです。
最速タイム=選手の実力ではない
本開催は「最速タイム」がコンセプトですが、最速タイムは枠番・気候・モーターと色々な要素が揃って初めて出せるものであり、常にそのスピードで走れるわけではありません。
そのため、最速タイム=選手の実力とは単純に言えません。いつも以上に勝率についてもしっかり注目して予想した方が良さそうです。
なお、あくまで一般論ですが、女子選手はモーター本体の整備は苦手なことが多いです。
そのため、モーターの微妙な個体差が明暗を分けてしまうこともあります(特に、2~3着などの道中争いなど)。
モーターの個体差が、各選手のレーススタイルと合っているかどうかが重要であり、モーター抽選後の前検タイムが出てからの選手コメントも要確認です。
過去5年の開催
スピードクイーンメモリアルは、2025年が初開催になります。
| 開催回 | 開催レース場 | 優勝者 |
| 2026年(第2回) | ボートレース鳴門 | 鎌倉涼 |
| 2025年(第1回) | ボートレース浜名湖 | 平高奈菜 |
2026年の優勝者は平高奈菜選手

2026年(第2回)スピードクイーンメモリアルは、鎌倉涼選手が優勝し、前人未到の女子PG1レース3連覇を達成しました!
今開催のモーターは、2連対率2位(48.5%)の59号機を遠藤エミ選手が、3位(45.0%)の70号機を鎌倉涼選手が、それぞれ引き当てました。
優勝候補の大本命だった遠藤選手は、予選をオール3連対で予選トップ通過しましたが、安定板使用の準優勝戦で2号艇・小野生奈選手に競り負け2着。
予選2位通過の前田紗希選手、3位通過の鎌倉涼選手は、それぞれ準優戦でイン逃げを決め、優勝戦の1号艇・2号艇をそれぞれゲット。
結果として、3/1(日)優勝戦のメンバーは以下のようになりました。
- 前田紗希
- 鎌倉涼
- 小野生奈
- 遠藤エミ
- 渡邉優美
- 今井裕梨
優勝戦のレース展開は、1Mを周ったバックストレッチで、逃げようとする1号艇・前田選手と、4号艇・遠藤選手の熾烈な争いに。
しかし、2Mを周ったところで、ぐっと前に出てきたのは3番手につけていた鎌倉選手でした。「隣に(3号艇・小野)生奈ちゃんもいたので、(引き波に)はまらないよう、展開を突けたら・・・」との思いだったとか。
2周目で抜け出してそのままゴールし、2025年8月のレディースチャンピオン、12月クイーンズクライマックスに続き、女子プレミアムG1を3連続制覇する形になりました!
※結果は2-1-4で3連単は¥2,440
「自分が一番びっくりしてます!3連覇、すごいですね」と喜んだ鎌倉選手。
「目標は立てるタイプじゃないんですけど、応援してくれた方々の期待に応えられて良かった」とコメントしていました!

昨年に引き続き、今年も鎌倉選手の勢いは止まらなさそうです。遠藤選手とともに女子競艇界を引っ張って行って欲しいですね!
初日ドリーム戦の結果
初日12Rに開催されたドリーム戦は、以下のメンバーで争われましたが、浜田選手がイン逃げを決めました。
2着には遠藤選手、3着には守屋選手が入り、1-3-2の3連単は¥650でした。
- 浜田亜理沙
- 守屋美穂
- 遠藤エミ
- 戸敷晃美
- 清埜翔子
- 鎌倉涼

