
西山貴浩選手は、「艇界のエンターテイナー」と呼ばれ、芸人のような「上手いトーク」や「面白いエピソード」で大人気の選手です。
その明るい人柄からファンが多く、メディアにもよく取り上げられる西山選手ですが、2025年7月、ついに悲願のSG優勝を達成しました!

この記事では、西山選手が競艇選手を目指したきっかけ、その艇界のエンターテイナーっぷりについて紹介していきます!
西山貴浩選手について

西山選手は、1987年生まれ、福岡市北九州市出身。
競艇界を目指したきっかけは、知り合いの電気工事士から機械いじりの面白さを教わったこと、さらに競艇好きの父親と行ったSGで劇的なレースを見たことだそうです!
小さい頃、父に若松競艇場へ連れられて、SG・オーシャンカップを観戦に行った西山選手。最終日のレースで6号艇・藤丸光一選手が、1号艇・今垣光太郎選手に勝利した光景を見て感激し、「自分もボートレーサーを目指そう!」と決意したそうです。

なお、2025年に西山選手がSG初制覇を決めたのは、このエピソードと同じオーシャンカップですね!!
八幡工高を中退してやまと競艇学校に入学、卒業後は福岡支部に所属(登録期97期・登録番号4371)。
2005年11月にデビュー、同年中に初勝利を挙げ、2008年に初優勝(一般戦)。
約10年後、2018年のモーターボート大賞でG2初優勝(それまでは一般戦・G3の優勝のみ)。
そして、2020年9月のダイヤモンドカップでG1初優勝を果たし、トップレーサーの仲間入り。
その後、通算4回のG1優勝を記録しましたが(2024年は2回優勝)、「SGだけ足りないと思っていた」との本人談どおり、SGだけはなかなか優勝できませんでした。
2025年7月のオーシャンカップ
2024年6月、西山選手と同期(97期)の土屋智則選手がSG・グランドチャンピオンを優勝した際、西山選手は「次は俺だー!!」と力強くコメントしていました。
それから1年。
2025年(第30回)7月のオーシャンカップでは、5走オール3連対を決めて予選をトップ通過。
準優戦もイン逃げを決めて、優勝戦のポールポジションを獲得。
優勝戦ではトップスタートを決めて先マイ。手ごわいライバル達を寄せ付けず、7回目のSG優勝戦進出で遂にSG初制覇を成し遂げました!
※詳しくはこちらの記事をご覧ください
なお、2025年グランプリにはトライアル1stから出場。トライアル2ndも勝ち抜きました。
優勝戦では3号艇から出走しましたが、結果は5着でした。

子供のころに決意したことを実現させ、競艇選手として現在トップレベルで活躍を続けている西山選手、カッコいいですね!
「上手いトーク」と「面白いエピソード」

西山選手の個性はなんといっても、その明るい性格からくる上手いトーク、面白いエピソードです。
レース外では、まるでお笑い芸人のような魅せ方で大人気。
「艇界のエンターテイナー」という二つ名(?)の通り、ファンの心をわしづかみにしています!

ここでは、西山選手の面白エピソードをいくつか紹介していきます!
面白エピソード① 開会式でのコスプレ
西山選手は、レース開会式での選手紹介のとき、よくコスプレで登場します。
特にメディアで話題になったコスプレはこんな感じです:
G1新鋭王座決定戦(2008年):幼稚園児
- G1新鋭王座決定戦(2011年):南明奈さんの「アッキーニャ」
G2モーターボート大賞(2018年):常滑競艇場のマスコットキャラクター
SGオールスター(2019年):ふんどし姿
2008年、初めてのコスプレで幼稚園児の恰好をして登場した際のコメントは・・・
原田冨士男幼稚園から来ました。担任の先生は川上剛先生です。幼稚園生ですけど、中学生の先輩達に負けないようにがんばりますんで、、、幼稚園児だってやる時はやるんだ!打倒イケメン!よろしくお願いします!
この発言で、会場中が大爆笑!!
2011年の「アッキーニャ」でも、会場の客席に向かってサイン入りタオルを投げ込むなど、大盛り上がりでした。
2019年のふんどし姿は、背中に「感謝」の二文字を背負って登場しましたが、地元・若松競艇場でSGに初出場したからでした。
また、若松の名物企画番組・「ほぼイケメン戦」では、西山選手が毎回1号艇を務めています笑
地元を大切に想うところは、西山選手らしいですね!
面白エピソード② 「ポンコツ会」
地元・福岡支部で「ポンコツ会」という会を結成したようですが、これは、ただお酒を酌み交わし、笑いあうことを目的にした会だとか。
「ポンコツ会」では、競艇の話はほとんどされない模様(笑)。
しかし、選手達のプライベートな素顔をみることができ、ファンの間では人気を集めています。
マスコミに何度か取り上げられ、定期的なトークショーも開催されるなど、今後のメディアコラボも楽しみです!
面白エピソード③ 鬼嫁ネタ
一般女性である「千春さん」と結婚した西山選手。
奥様のことを【鬼嫁】として、よくトークのネタにしています!
奥様のことを話題に出したインタビューの一部を紹介すると・・・
- メンタルが強くなった今でも、嫁は怖い
- (レース中)150mで子どもの顔、100mで家のローン、50mで嫁の怒った顔が浮かぶ
- うちの結婚生活は1年毎の更新制、優勝しないと更新してもらえない
- フライング休み中は、嫁から逃げ回る予定
こういう自由な発言をしてもお咎めなしなところを考えると、奥様の尻に敷かれつつも、夫婦円満なのではないかと思われます!

明るい西山選手ですから、奥様のことを信頼してジョークを言っているのでしょうね!
面白エピソード④ 西山劇場
勝利者インタビューなどは、艇界のエンターテイナー・西山選手の独壇場。
インタビューでは通常、選手が試合展開について振り返ったりすることが多いですが、西山選手の場合は「西山劇場」と呼ばれており、そのトーク力が炸裂します。
※下記動画(2024年6月)では3:00あたりから
芸人顔負けのトーク術は、声のトーンや顔の表情まで完璧で、観ているお客さんを引き付けます!
今後も西山劇場をたくさん観たいですね!
なによりファンを大事に・・・

この写真は、筆者が某競艇場で見た、とあるグレードレース最終日での光景。
全レース終了後、競艇場に併設する駐車場でのこと・・・
タクシーに乗り込み、帰ろうとする西山選手をファン達が見つけて、大声援。
すると、なんと西山選手は、タクシーを止めて扉を開け、即席サイン会を始めてしまいました!
ファン達が次々とサインや写真撮影をおねだりしていましたが、西山選手はそれら全てに快く応じていました。
筆者も西山選手のファンになったことは言うまでもありません。

西山貴浩選手は、ボートレーサーとしての実力のみならず、その人柄で多くのファンを魅了する選手。ついにSG優勝も果たし、実力・人気ともに兼ね備えた選手として、艇界をリードする存在です!!

