
この記事では、競艇界のトップレーサーの1人である平本真之(ひらもと・まさゆき)選手について取り上げます!
平本選手は、2021年のボートレースダービーなど、これまでに3回のSG制覇を達成しています。

この記事では、競艇界のイケメン選手の1人であり、SG常連の実力派である平本選手について、じっくり紹介していきます!
平本真之選手について

平本真之選手は、①2014年のグランプリシリーズ、②2016年のボートレースオールスター、③2021年のボートレースダービーと、SGを3回制覇。
愛知支部に所属しており、池田浩二選手・磯部誠選手とともに、愛知支部の三羽ガラスとして知られています!

平本選手は1984年5月5日生まれ、出身は愛知県大府市。
もともと野球をやっていたようですが、県立刈谷工業高校を卒業後、競艇の道に進むことを決めました。
養成所時代はトップクラスの成績で、小隊長として全体をまとめる役も務めていたそうです!
登録期は96期(登録番号は4337号)。新田雄史選手・篠崎元志選手・魚谷香織選手などが同期であり、「華の96期」と言われています。
2005年5月の一般戦で、デビュー翌日に初勝利。そこから持ち前の実力を発揮し、2008年前期には早くもA1初昇格を果たします。

2009年前期からは、ずっとA1を維持しています!
2012年、芦屋競艇場の周年記念である全日本王座決定戦(G1)で、グレードレース初制覇。
2014年末はグランプリ出場はなりませんでしたが、グランプリシリーズでSG初制覇を達成!
翌2015年には、東海地区選手権と常滑の周年記念の2つのG1を優勝。
さらに2016年5月にはボートレースオールスターで優勝。押しも押されぬトップレーサーとなります。
2021年8月にはBOATRACE振興会会長賞メダルを24個獲得し、トップレーサーの証であるゴールデンレーサー賞の条件を満たしました!(通算8年目)
そして同年10月、ボートレースダービーで優勝しました!
グランプリで2度の転覆失格・・・
2021年、第36回グランプリは優勝戦まで勝ち進み、3号艇から出走した平本選手。
しかしなんと、1号艇・峰竜太選手が起こした転覆事故に巻き込まれて転覆失格、グランプリ制覇の夢は破れてしまいます。。

絶好調のところに水を差された形になりましたが、2年後、2023年の第38回グランプリ。
今度は優勝戦に2号艇で出走しますが、ピット離れで遅れてしまい、5コースに。そして、1周1マークでまたもや転覆失格となってしまいました。。。

雪辱を期した2024年の第39回グランプリでは、トライアル2ndで2号艇から6着。黄金のヘルメットへの想いは未だに届いていません・・・
2025年は、7月のオーシャンカップでは不良航法と判定されて減点10。準優戦1号艇を狙える位置にいたにもかかわらず、涙を吞みました。
8月のメモリアルでは、2コースからコンマ02のフライング。フライング休みで、11月のチャレンジカップは出場できなくなってしまいました。。
ただ、10月に開催された蒲郡の周年記念・オールジャパン竹島特別(G1)では見事に優勝。なんとかグランプリ圏内に食らいついています!
平本選手の師匠と弟子は?
平本選手の師匠は、愛知支部に所属していた上島久男選手(登録期30期、2015年没)。
ダッシュからのまくりを得意とし、ペラグループを主宰していた選手でした。
平本選手もこのペラグループに所属して技術を磨き、また師匠譲りのスタート技術で、平均スタートタイム(ST)は0.15と、SG常連選手に相応しい数字となっています。
本人いわく、好きなコースは2コースとのこと。「1コースとの駆け引きや、外側の艇をどう止めるか考えるのが楽しい」とか。
2コースの1着率は28%以上、3連対率は70%近くの数字が出ています。
差しを得意にしているため、4コースなどは「1~2コースが失敗しないと差せる気がしない」とのことで苦手だそうです。
なお、平本選手自身は、愛知支部の後輩である佐藤博亮選手や黒野元基選手を弟子にしています。

佐藤選手はもともと自動車整備士でしたが、お客さんとして平本選手が訪れ、その縁でレーサーになったとか!?
妻・平本さやかさんは元競艇選手!

イケメンで女性人気も高い平本選手ですが、2010年に同じボートレーサーだった栃原さやか(結婚後は平本さやか)さんと結婚しています!
妻・さやかさんは1988年生まれで登録機100期(登録番号4455)のため、平本選手の4つ下に当たります。
夫妻は二男一女を授かっており、平本選手は現在、レース界きってのイクメンだとか!?
2015年4月、最初で最後の夫婦対決が実現
そんな平本夫妻ですが、妻・さやかさんの引退前、一度だけ夫婦対決が実現したことがあります。
それは2015年4月3日、蒲郡の一般戦「グランドオープン記念レース」初日、7Rでのこと。
進入固定戦で、夫・真之選手が4号艇、妻・さやかさんが5号艇という隣同士の配置でした。
レース前のコメントは、それぞれ次の通り・・・

別に気にしていません。負けないように頑張るだけです。

一緒のあっせんが入った時は楽しみだと思ったけど、一緒のレースはイヤですね・・・
なお、妻・さやかさんは、この節を最後に現役引退が決まっていました。
注目の結果は、夫・真之選手が1着、妻・さやか選手は6着でした。

夫婦でのワンツーフィニッシュはなりませんでしたが、妻・さやかさんにとっては、現役最後の良い思い出になったのではないでしょうか?


