競艇の醍醐味の1つと言えば、やはり高配当を狙った大穴狙いでしょう。
数ある公営ギャンブルの中でも競艇は当てやすいギャンブルと言われていますが、一番の理由は出走する艇が6艇しかいないから。
もちろん、「単勝・複勝・連複・連単」といった様々な勝式があるため、当たる確率も違えば配当も違いますが、高配当が付きやすい3連単が1/120で的中すると考えれば、非常に夢のあるギャンブルですよね。
そこで今回は、競艇で大穴狙いの的中率を少しでも上げるために重要なことを紹介します。
大穴狙い前の基本事項
まず前提として、基本的に競艇はインが有利という傾向がありますよね。
実際にデータを持ち出した方がわかりやすいと思うので、児島競艇場の3ヶ月間の着順を見てみましょう。
- 1号艇:42.7%
- 2号艇:19.6%
- 3号艇:12.7%
- 4号艇:11.2%
- 5号艇:8.1%
- 6号艇:5.4%
1号艇の勝率は42.7%、2号艇の勝率は19.6%と、この2艇だけでなんと勝率は6割超え!
つまり、的中率を重視するなら1号艇と2号艇を軸にして舟券を買うのが間違いないと言えますが、人気が集まるだけ配当も低くなりがちで、大穴狙い向きの買い方ではありません。
競艇をある程度やっていればわかることですが、大穴を狙うならアウト勢を軸にした予想を組み立てるのがセオリーです。
しかし、基本的にはインコースが有利というだけあって、大穴を狙っても中々当てることはできません。
荒れやすい競艇場で大穴を狙う
そこで私が、少しでも大穴狙いの的中率を上げるために工夫したのが、全国24箇所ある競艇場の中でもレースが荒れやすいと言われる児島競艇場なんです。
児島競艇場は風の強い日はレースが荒れ、アウト勢がイン勢をまくって1位を取るケースも少なくありません。
私は会場を児島競艇場に決めた上で、さらにレースを絞り込みました。
具体的には、出走表の選手データを見て、選手の技量やモーターやプロペラの整備状況、当日の調子や競艇場との相性の良さといったもの。
インコースに階級の低い選手がいて、アウトコースに階級の高い選手がいればチャンスです。
また、各競艇場には超抜モーターと呼ばれる調子のいいモーターがありますが、デビューしたての選手が超抜モーターを引き当てたとしても、経験の差でA1選手が勝つことは普通にあります。
潮の満ち引きもチェック
さらに見ておくといいのが潮の満ち引き。
風が強い日もそうなのですが、瀬戸内海は潮の干満の差が激しいので、満潮時は潮のうねりが大きくて、「まくり」が決まらない傾向にあるんです。
満潮時は圧倒的にインが有利という傾向上、アウト勢を軸にした大穴狙いの的中率を少しでも上げるなら干潮時に狙いを絞るのがいいでしょう。
もちろん、アウト勢を軸に予想を組み立てる過程で、まくりの上手い選手でないと判断すれば舟券を買うのを見送るという選択肢を取ることも重要です。
レース時のコンディションが風が強くて満潮時。
そして、アウトコースに階級の高い選手がいて、さらにその選手がまくり屋という条件であれば、大穴を狙えるパターンということです。
ただし、例にしたようなあからさまな状況だとアウト勢に人気が偏ることもありえるので、リアルタイムのオッズ情報を見ながら臨機応変に組み合わせを変えていくのが理想的と言えます。
競艇に必勝法はない
競艇はギャンブルなので、必勝法というものは存在しません。
また、3連単は数ある勝式の中でも一番当たりにくい賭け方です。
その分、当たった時の配当が高く、万舟が出ることも珍しくありませんが、競艇初心者のうちは的中率が高くて当たったという喜びをしっかりと感じられる、3連複あたりがオススメです。
大穴狙いは資金に余力があって、ある程度レース予想の自信がついてから・・・ですね。
ただ単にオッズだけ見て舟券を買っていると、あっという間に軍資金が尽きて悲惨なことになるのは目に見えています(苦笑)
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