静岡支部に所属する徳増秀樹選手は、SG優勝実績もある実力・人気ともにトップクラスのベテランレーサーです。
1コースでの強さでも有名な徳増選手ですが、レース後に見せる「敬礼ポーズ」もファンの間で人気を呼んでいます!

徳増選手のプロフィール
徳増選手は1974年生まれ、静岡県浜松市出身。
故郷は、浜名湖に囲まれた村櫛町です。
所属は静岡支部、登録期75期・登録番号3744で、1994年に浜名湖競艇場でデビューしました。
これまでSGを1回、G1を4回制覇している実力派レーサーです!
競艇選手を目指したきっかけ
徳増選手が競艇選手を目指したきっかけは、競艇好きな父親からの勧めでした。
高校2年生の頃、徳増選手は今後の進路に悩んでいたそうです。
ある日、子供の頃から慣れ親しんだ八柱神社で秋祭りがあり、境内で父親と話す機会があったとか。
そこで「実力次第ではいくらでも稼げるボートレーサーになったらどうだ?」と言われ、「稼げるならやってみたい」と感じて、競艇選手を目指すことにしたそうです!
徳増選手の近況
徳増選手といえば、2020年6月に宮島競艇場で開催された第30回グランドチャンピオンの印象が強いファンも多いでしょう。
圧倒的なモーターでオール2連対を決め、優勝戦では1号艇から圧巻のイン逃げで悲願のSG初優勝を達成しました。
なかなかグレードレースで勝てなかった徳増選手の状況を知っていたファンにとって、感動的なレースだったと語られています。
その後、2021年と2022年は一般戦でしか優勝できませんでしたが、2023年はG1・東海地区選手権のほか、2つのG3で優勝。
本人はインタビューで「モーターの引きが悪い」「モーターが思い通りに仕上がらない」などとコメントしていますが、今後の巻き返しが期待されます。
1コースでの強さ
徳増選手といえば、「1コースでの強さ」が知られています。
競艇という競技自体が1コースが強いのは周知の事実ですが、徳増選手のコース別3連対率をみると、90%を超えています(2024年10月時点)。
例えば峰竜太選手は85%近辺なので、徳増選手の強さが分かると思います。

掲載元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
よほどモーターが悪いなどの事情がない限り、1コースから乗る徳増選手は信頼できると言えます。
「敬礼ポーズ」と「濃くいきます!」
徳増選手について、ファンの間で定着しているのは、なんといっても「敬礼ポーズ」!
なんとLINEスタンプが販売されるほどの人気です!!

この「敬礼ポーズ」は、2010年頃から優勝後に行われるようになりました。
日頃から応援してくれるファンに向けた感謝の気持ちを表現しているだけでなく、同じレースで戦った競艇選手への敬意も込められているとか。
2020年のグランドチャンピオン優勝時には、同じく出場していた静岡支部の後輩・菊地孝平選手、坪井康晴選手とともに、この敬礼ポーズを決めました。
また、選手インタビューで意気込みを聞かれ、「濃く行きます!」と答えて締めるのも、敬礼ポーズと同様に徳増選手の決めゼリフとして定着しています!

「敬礼ポーズ」と「濃く行きます!」がトレードマークの徳増選手。静岡支部のベテランの濃い活躍に、今後も大注目です!!